こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、残り任期は56日のkuro隊員です。
課題セットのアレコレ
テープ無し課題のセットと公開がやっと回り出した。
— kuro隊員 (@kuro_ikdcok) 2019年2月4日
HPのお知らせにも書いたんだけど、なぜか特定の人を思い浮かべてセットした課題は一撃されやすい。https://t.co/7648DzmPBZ
kuro隊員のクライミング歴が、もうじきやっと2年になろうとしています。
いちプレイヤーとしてはもっと伸びている予定だったし、運営側としてももっとクライミング普及に邁進している予定だったのですがね...。
なかなか思い通りにいきません。
まだまだだなぁ...。
課題セットの時に心掛けていることの話!
前回の運営記はコチラ↓
RED POINTの課題セット方法
基本的にスタッフ+外部の強クライマーさんでセットしております。
5面あるウォールを数か月ごとに1~2面リニューアルしていくので、その度に数日かけて人数集めてババっと作っていく感じですね。
数日間は作業&登りっぱなしという過密になりがちなスケジュールがデフォです。
そんな中リニューアル直前でケガしちゃうkuro隊員の間の悪さと言ったら...。
一口に課題セットする!と言っても、それぞれの力量によって作れるグレードの幅がある程度決まってくる、と考えております。
なんかそんなことを過去に書いた気がするのだけど、その記事が見つからない...?
確かに書いたはずなんだけど...。
まぁ今回はそれが本題ではないので
忘れましょうかね。
ずさんな管理で恐縮です。
とにかく。
課題セットはスタッフ数名と強いクライマーさんにご協力いただいて、ほぼまぶしセットです。
まぶしセットというのは、コンペのように課題に必要なホールドだけ取り付けるのではなく(ラインセットと呼ぶ)、ある程度は無造作に取り付けたホールドから課題に使うものを選んで1本の課題にする、ということです。
なんせもう壁の面積が少ないジムなので、
そうせざるを得ない
のです。
多くの課題を一つのウォールにギュッと詰め込む!的なね。
一見スペースの有効活用に見えても、それによる弊害もいろいろありますが...。
それはさておいて。
ここ最近のリニューアルでは、極力kuro隊員が4~6級のテープ"有"課題をセットするようにしております。
なぜって。
特別課題セットが上手い訳じゃないですよ。
冒頭に書いた通り、まだクライミング歴2年に満たない駆け出しクライマーですからね...。
ベテランさんからすれば
やっとつかまり立ちした幼子
くらいのもんでしょう。
まだ意味のある言葉も発してないくらいですよ...クライミング界での2年なんてね...。
そんな幼子同然のkuro隊員がなぜ多くの課題をセットしているかと言えば。
スタッフの中で一番
お客さんの登りを見ている時間が長いから、
です。
単純に毎月のシフトの7~8割がkuro隊員なので、
〇曜日によく来るのは誰くんと誰さんで
大体この辺のグレードやってて
あのムーブが得意or苦手
みたいなことを一番知っています。
なので。
テープ課題は基本的に、
愛すべき常連さんも
定着してほしい月1回さんも
遊び半分なキッズも
全て含めた平均値で作るようにしています。
誰でも工夫と鍛錬でできるようになるような、尖り過ぎていない課題、と言いますかね。
その反対に、テープ"無"課題は縦横裏表の四方が尖ってても採用としています笑
言わば裏メニューなので、そこに辿り着くにはある程度テープ課題も触っているだろうし、ということです。
概ね、そんな感じでRED POINTの課題は作られております。
心掛けていること
で、kuro隊員がテープ無し課題セットする時に心掛けていることなんですけども。
基本的には
自分の限界
もしくは
特定の誰か
を基準に作ります。
前者は単純に"自分が苦しいけど落とせる"くらいの感覚で作るので、ややリーチとパワー(175cm男性なので)を要求しがちです。
またはその時々でハマっているムーブ(アンダー&サイドプル強化月間!みたいな)に特化するなど、です。
それは個人的なトレーニングも兼ねているので、そんなに本数は作りません。
で、後者の場合。
基本的には
常連さんの誰か
のために作ります。
ボルダリングって、グレードが上がっていくに連れて課題を落とす間隔が長くなりがちじゃないっすか。
5級までは次々に落としてきたけど、4級でちょっと停滞して3級でパッタリ停まる...みたいなね。
グレードが上がれば上がるほど、諦めずに工夫と鍛錬を重ねることで、今まで登れなかった課題を攻略していく...という自分との戦いに突入していくものだと個人的には捉えています。
もちろん"上達しなくなってきたからやる気なくした"という人も現れるんですよ。
気持ちは大いにわかります。
だって1日に1本も完登できないと
楽しくない
ですもん。
やっぱり。
"この悔しさをバネに俺は...!"みたいなモチベーションが生まれることもあるかも知れませんが。
それよりも"あと1歩で落とせる!"って課題が目の前にある方が
楽しいっすよね。
やっぱり。
はい。
つまりそんな感じの刺激となるように、一応考えて作ることが多いです。
"あの常連さんはこういうホールドの保持苦手だけど、それ核心にして克服してもらおう"とか、"ここランジで取りに行きたがるだろうけど、スタティックなムーブの方が確実な悪さにしとこ"とか。
一応、そんなことを考えてはおります。
決して手の届かないレベルではなく、ちょっとの工夫で落とせるんだ!って課題をね、意識して作っているつもりなのですよ。
その一工夫、例えば足の置き方や重心の位置、あるいはスローパー保持のコツなどに気付いてもらえたら、
もっと強くなるんだぜ
という。
が。
どういう訳か、kuro隊員がそんな想いから特定の誰かを思い浮かべて作った課題は
一撃されやすい
傾向にあったりもします。
アレですね。
kuro隊員の課題は
まだまだ精度が悪い
ってことですね。
あるいは優しさか。
...精進します...!
最後に
という訳で、テープ無し課題を多数作成し始めております。
HPにて紹介しておりますので、自宅でもジムでも空いた時間に眺めてみて下さいませ。
なお最近手を付けられていませんが、Youtubeチャンネルも随時更新していきますので...。
Bouldering Gym RED POINT(Youtubeチャンネル)
よければチャンネル登録よろしくお願い致しますm(_ _)m
ではまた(^O^)/