こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、32歳になりましたkuro隊員です。
現状打破!
来月、2本のコンペに出場しようか迷っている。
— 黒田知樹 (@kuro_ikdcok) 2018年8月21日
キッズ向け教室やったり課題作ったり、RED POINT運営スタッフとしてボルダリングに携わる日々です。
自分もクライマーとして強くなりたいのはもちろんなので、隙を見てはちょこちょこ練習に励んでいますが、どうも停滞期でモヤモヤ続きのここ最近...。
そんな現状を打破するため、ちょっと他所のジムで修行したって話!
運営記というか、わたくし会長の個人的な話です。
前回の運営記はコチラ↓
会長マンネリ疑惑!?
kuro隊員が思うボルダリングの魅力の一つは、"人と競う必要がそんなに無い"って点があります。
一人でも黙々練習を重ねてレベルアップできるし、kuro隊員のように友人の少ない"おひとりさまタイプ"にピッタリ。
...と、思っていたのですが。
最近どうもね、マンネリじゃないけども
強さの先が見えねぇよ
って状態だったのですよ。
RED POINTに設定された3級はほぼ全部落とした。
"これはほぼ3級"と評される甘い2級も一つ落とした。
けど他の2級は初手が取れればいい方で、全っ然落とせる気配がない...。
3級で停滞期を経験し、それ以降はさらなる苦難が待ち構えているんだろうと覚悟はしていたんですよ。RED POINTの会長という立場上はもちろん、一クライマーとして純粋にもっと強くなりたいと思っているし、お客さんのために作れる課題の幅も増やしたいと思っているのですよ。
そう思って黙々とREDPOINTで2級にトライしてみても、
超停滞
な訳です。ここ2か月くらい。
正直なところ
俺はここまでの男なのか...
と弱気になりましたが、いやちょっと待てと。
"もしかして狭い世界で悩んでいるだけじゃないのか?"と。
課題には設定者の意志がある
いつかの運営記で、自分のグレードと設定できるグレードの関係について書いたような気がして探しました。
要は
- 自分が落とせないグレードの課題は作れなくて
- なんとか落とせるグレードの課題は作れても甘めで
- ほとんど落とせるグレードならちょうどいい難易度で作れる
って具合ね。
つまり3級をだいたい落としたkuro隊員は、4級課題が作りやすいって感じです。
ただし、以下のように"自分"が基準で作りがち。
- 自分が完登できる
- 自分が得意なムーブ
- 自分のリーチ・筋力に適したルート
”自分基準”と書くと偏った印象があるかも知れませんが、それが悪いことだとはあまり思いません。
むしろ設定者の意図、個性が見え隠れして面白いのです。"あぁ、この辺のムーブは〇〇さんが作ったっぽいなぁ"みたいなね!
言うなれば"課題には設定者の意志が宿っている"的な。
そんなことを考えながらトライしていると、"Aさんの設定した課題は得意だけどBさんの課題は歯が立たない"みたいな傾向がハッキリ浮かんでくるんですよ。
パワー、ムーブ、保持力、リーチetc、その他諸々の要素が、課題とクライマー間の相性を決定しているとでも言いましょうか。
RED POINTは課題数(ウォール面積)が少ないので、"自分と相性の良い課題に触れることが、この停滞期を打ち破るきっかけになるんじゃないか!"と、やや逃げ腰の思考から他のジムで修行することを決意!
スポーツクライミングジム十勝でプチ修行
ウォールの作り方や料金システムなど、RED POINTのDIY時代から参考にさせていただいているジムへ。
いつもはRED POINTの仲間が一緒なので、単身で登りに来るのは初めて。なんせ今回は修行のつもりで来ているのだから、独りでいい、独りがいいのです。
アップで4級を2本登り、身体の調子は悪くないことを確認。
多くの課題に触れればそれだけ課題設定の参考にもなるし、勉強も兼ねて...と3級には目もくれず2級を6つくらいトライしてみたら
なんと1個落とせたぞー!!
歓喜!
独りだから誰ともグータッチできなかったけど歓喜!
この瞬間があるからボルダリングは楽しいんですよ!
RED POINTでは全然希望の見えなかった2級でも、挑み続けていれば、そして自分の得意そうな課題を探せば、例えまぐれでも落とせることも時々あるのが楽しいんですよ。
よそのジムでも2級落としたぞー!#ボルダリング#redpoint #スポーツクライミングジム十勝
— 黒田知樹 (@kuro_ikdcok) 2018年8月21日
で、喜びに浸るのはこの辺にしといて...。
やっぱり、
相性のいい課題を探すのは正解
だったと思います。
あのまま悶々とRED POINTの2級課題に挑み続けていたら、あと1か月は壁を破れなかったような気がします。想像しただけで恐ろしい...。
ただしあくまで、好き嫌いだけや相性だけで課題を選ぶのではなく"トライしまくったけどマジで先見えねぇんだよ"って停滞期に陥った時の気分転換であるべき、とも思いました。
"1回やってダメだったからはい次!"って選択もアリかも知れませんが、今の時点でできる手を尽くしたと感じた時に初めて、他の課題なり他所のジムなり、自分と相性の良い課題を探しに行くのがオススメです。個人的にはね。
とは言っても、2級を落とした喜びの味をしめたkuro隊員は、しばらく週1回ペースで通っちゃおうかと思っています。
もちろんRED POINTの2級にも挑みながら!
最後に
さて、停滞期から早く脱出したいのは当り前ですが。
kuro隊員もそろそろコンペへの出場を検討しているので、"早く強くならねば...!"という焦りがあってのプチ修行敢行でした。
コンペの話はまた次回に!
ではまた(^_^)/~
次回の運営記はコチラ↓