こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、残り任期は51日のkuro隊員です。
正解ってあるの?
ぜんぜん関係ない話から始めます。
最近は本音シリーズとかリゾバの話とか、順番ごちゃまぜで書き殴っているのですが。
その記事ごとのキャラクターというか文脈がそれぞれちょっとずつ違うので、自分でもちょっと混乱気味です。
"あれっ、今回はマジメモードで書く内容だっけ?ふざけていいんだっけ?"みたいな。
今回は会長モードで書くやつです。
ボルダリングのグレード設定の基準となる考え方の話!
前回の運営記はコチラ↓
難易度の基準とは...?
ちょうど↑に貼った、前回の運営記で書いたような話なんですが。
基本的にテープ有り課題は尖りすぎていない平均的な感じで設定して、テープ無し課題は特定のお客さんに向けた設定、を心がけております。
まだまだkuro隊員の力量が不足しているのか、"〇〇さんこの課題は苦しむだろうけど成長に繋がるはずだ!"と丹精込めて作り上げた課題を一撃されることもしばしばです。
まぁそれはそれでいいとして。
テープ課題は平均的な感じで設定するようにしている、と書いたのですが
そもそも〇級の平均
ってなに?どれくらい?って話です。
いや、ちょっとニュアンスが違うかな...。
正しい言葉に修正すると
〇級の基準
はどれくらい?ですかね。
自由度
ボルダリングの課題(コース)って、作る自由度が非常に高いんですよ。
どの傾斜でも、どのホールドでも、どれだけの手数でも基本的にはOK。
お客さんが課題を作ることだって普通にあります。
その課題を例えジムが公式に認めてくれなくたって、親しい常連の輪の中で楽しめればそれでOK。
みたいなね。
これは〇級だ!という決定は、全て設定者の感覚に委ねられる訳なんですが、それ故に難易度=グレード感にも幅がでるものだと認識しております。
一口に4級といっても、人によっては"これムズいから3級だろ!"とか"4級にしちゃ簡単すぎるので5級じゃないっすか"とか、感想もやっぱり主観的になってきます。
ただ難しい課題だけを作っていても始めたばかりのお客さんは登れないし、簡単な課題ばかりでは強くなったお客さんが退屈です。
じゃあ仮に。
今は4級課題を楽しんでいるお客さんが多いから、そのくらいの難易度の4級&取っ掛かりやすい3級でも作っておくか、というセットができればいいじゃないっすか。
で、そんなボーダーライン上に位置するであろう、という課題を作った時に思うのですよ。
これ4級か3級かわかんねぇな
とね。
それこそ設定者であるkuro隊員が決めてしまえばいいのですが、そこで"4級にしちゃムズイ...3級にしちゃ簡単..."という葛藤が始まるのです。
なんせ課題の難易度を決める
絶対値は不定
なのだと捉えております。
絶対値って、アレです。
+(正)でも-(負)でも、0からどれだけ離れているかってヤツです。
ボルダリングで言うなら、”〇級の基準”となる難易度を0として、そこから比較して難しいor簡単かを、±どこまでがそのグレードとして認められる範囲か、的な。
±3までなの?
それとも±5なの!?
みたいな。
伝わるでしょうかこの疑問。
伝わらんよねきっと。(文章力)
まぁそもそも、難易度を細かく数値化できるスポーツではないので...。
ということはつまり、
基準を数値化できない
時点で、
±どこまで許容範囲か
とか関係ないんですけどね。
1級の基準
一応、御岳の忍者返しという課題が1級の基準だ、という話があります。
※2018年末にチッピング(外岩にて故意に岩を削るしょうもない行為)されてしまったようで、グレードが変化してしまったとのこと...。
では1級以外は?というと
特に無いんですよね。
忍者返しよりもちょっと簡単だから2級、その2級よりもちょっと簡単だから3級...という主観の世界なんです。
そうなってくると、セッター一人一人の感覚やジムの特徴としてグレード感にバラツキがあるのは必然というか。
駆け出しクライマーのkuro隊員としては
何が正解かわからねぇ
って状態に陥るのも必然というか。(言い訳)
ただし、基準がないならないで面白いな、と思います!
だって"これがウチのジムの〇級だから"ってバラツキがあるなら、他のジムがどんなもんか覗いてみたりしたくなるじゃないっすか。
比較対象を知った上で
"あそこのジム、グレード設定辛いんだよねー"
"やっぱそうだよね!俺この前5級すら落とせなかったもん!"
みたいな会話をするのも楽しいじゃないっすか。
良い意味で各ジムの特色が出るというんですかね。
メインセッターの感覚値で設定してもOKだし、集まるお客さんの平均値に寄せて設定するのもOKだし、オーナーの最終ジャッジで設定するのもOKってことですよ。
だからこそ"あそこのジムやべぇくらいにグレードがインフレしてるぞ..."という未知への期待が生まれ、その噂の真偽を確かめようと腕試しのように遠征するクライマーも現れたりするのです。
はい。
つまりね。
基準なんてなくても面白いのです...が。
駆け出しクライマー兼ジム会長としては
けっこう悩みどころ
でした。
未熟な頃って、やはり何が正解なのかって明確な基準が欲しくなるのですよ。
一般的に
このムーブ、
こんなホールド、
こんな距離感が〇級だね
ってモノサシがあれば、まずはそれにならった上でジムの特色を加えていく、という選択もできたのですが...。
ないんだもの。
モノサシないんだもの。
最近になってやっと。
素人からスタートしてトライ&エラーを繰り返して、やっと適切なグレード感がわかってきたような気がします。
以前は
スタッフ「この課題作ったの誰」
kuro隊員「俺」
スタッフ「これで〇級とかないわw」
kuro隊員「す、すまん」
なんてことがよくありましたとも....!
それも今やいい思い出...なんですけどね。
ところで。
そろそろ結論を書きたいんですが。
今、こんな状態なのです。
書き始めたら枝葉がたくさん出てきてまとまらないことってあるよね。
— kuro隊員 (@kuro_ikdcok) 2019年2月10日
ちゃんと事前に構成を考えておいたにも関わらずさぁ。
…ねえ、みんなあるよね。
なんか結論への道筋があっちこっち揺れているうちに、"あれ、何をどうやって書こうと思ってたんだっけw"という事象が発生したので、いったんここで区切らせてください!
最後に
いやー、珍しく一本筋の通った話ができるかと思ったんですけども。
"前提がこれとこれだから、その上でこの考え方を参考にしよう!"ってところまで書くつもりだったんですけど、長くなって訳わからなくなったのでちょっと休憩。
ということで後編へ続きます!
雑ですんません!
反省してないけど!
ではまた(^O^)/