こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、残り任期は4か月のkuro隊員です。
なにか要因があるのだろうか
仕事とか勉強に必要なもの以外への物欲がどんどん無くなってるんだけど、いいことなのか悪いことなのかわからん。
— kuro隊員 (@kuro_ikdcok) 2018年12月12日
昔は物欲がめちゃくちゃ強かった、ということでもないのですが、最近めっきり買い物しません。
特に服とかは顕著で、この服何年前に買ったっけみたいなモノがタンスやクローゼットの主役です。
無駄な消費をしなくなったと思えば何も問題は無いのですが、もしかしたらこの状態ってよくない心理状態だったりして...と思ったので記事にします。
物欲が激減したよって話!
特に買わなくなったものたち
物欲減少=成長?
ざっと思いつくままに挙げていくと
- 服
- 娯楽用品
- 便利な家財道具
- ちょっと高めの文房具
あたりですかね。
こうして並べてみると"もしあったら嬉しい"くらいのものばかりな気はします。誰かからプレゼントされたら素直に嬉しいけど、自分でお金出してまでは買わないなってものたち。
生活上必須なものじゃないから、年齢を重ねて"なくても大丈夫だわ"という経験に基づいた物欲減少のような感じもしてきました。
もしそうなら、PDCAサイクルによって研ぎ澄まされた脳が"待て、それは不要だ。どうせ使わん"と瞬時に指令を出せるようになった、という成長として捉えられなくもないけど、それで話をまとめると記事にならないのでもうちょっと掘り下げます。ネタ捻りだしてる感すごい。
服
特に服は...ホントにプライベートで外出する時に着るような"いわゆる私服"なんて、年に1~2着くらいしか買わないような...。
基本的に、年中ほとんど仕事用の服ばっかり着てます。
かなり高確率で着ているRED POINTのスタッフTシャツとか
とかち晴れをイメージしたブルーの協力隊ポロシャツとか
ワインレッドの池田町PRポロシャツとか
以上3種のローテーション以外の服装、けっこうレアかも知れません。
私服ほとんど着ないから、買わないのも必然な気はする。
次。
娯楽用品
いやーこれはホントに最近買う気がしないですね...。
ボルダリング用品は仕事で使うものとして考えているので別枠として、趣味に使うお金は間違いなく減っています。
スノーボードなんかがその最たる例なんだよなぁ...。
"再来年くらいまで使ったらボロボロになってそうだから、2018年にはウエアも板もブーツも新調しよう!"と息巻いていた2年前の自分はなんだったのか。
実際まぁ滑りに行く時間もそんなに無いと思われるので、これも必然なんだろうか。
次。
便利な家財道具
このジャンルはさらに二つに細分化できるんですけども。
一つ目は調理器具。
昔はろくに使いもしない圧力鍋とかスチームケースとか持っていたんですが...今は全く必要と思いません。
そもそも自炊する機会が激減したので、器具に拘ってもしょうがないというか。ホームセンターで売っているような1~2,000円くらいの鍋、フライパンを愛用しています。
なんなら長さ違いで3セット=6本あったはずの菜箸が奇数=5本になっていても全然買い足そうと思わない。いやむしろ余ってる1本捨てればいいのか。
食器類?もちろん百均ですよ。
二つ目は家電。
冬の乾燥に弱いので、加湿器は必須アイテムだと思っていたんですが...度重なる引越しにより手放してから、しばらく使っていませんね。
安物ばかり使っていたのが悪かったのかあんまり効果を実感できなかった、というのも理由に挙げられるかも知れません。
マメに洗濯物を干して、マスクしていればどうにかなると学んだからですかね。
家電と分類していいのかわかりませんが、昔は大好きだったこたつも欲しいと思わないんですよねぇ...当時より圧倒的に寒い十勝にいるのに。
ちょっと高めの文房具
これは仕事柄みたいなところもあるんですが。
以前に営業として働いて(社畜して)いた頃の上司の教えで、"ちゃんとした文房具を使え"というものがあったんですよ。
よく言うじゃないですか。履いている靴で人を判断しろ的なアレ。
kuro隊員個人の思想としては、靴も文房具もどうでもいいんですけど、確かに話題のきっかけや印象付けには有効かなと思って、一時期はRHODIAのメモ帳を愛用しておりました。
引っ張り出してみたらこんなに残ってました。小ノート、メモパッド×4、メモカバー。
改めて見てもシャレたデザインだなぁとは思いますが...最近はもっぱら百均のクリップボードに裏紙をセットしてフル活用しております。
この落書き...もといメモはRED POINTの年末年始リニューアルについてですな。
人前で使うものでもなく人に提示する資料でもないんだから、全然これで事足りますね。
【No.11】メール便送料無料 ブロック ロディア オレンジ BLOC RHODIA【No.11】
- ジャンル: キッチン・日用品雑貨・文具 > その他
- ショップ: 特急名入れギフト SYMPL
- 価格: 216円
まぁ実際にRHODIAのメモパッドは方眼タイプだし切り取りやすいしオレンジ色で目立つしで素敵なツールだとは思うんですが、無理に買うこともないかな、と。
経済的な理由かと言うとそうでもない
で、ここまでに挙げてきたものの全てに対して、決して完全に興味を失った訳ではないのです。
むしろ冬は毎週でも滑りに行きたいし、こじゃれた服や文房具も持っていたいし、生活が快適になるような家財家電も欲しいですよ。
欲しいと思う一方で購入に至らないのは、本当に欲しいと思うラインが下がっているとしか思えないんですね。それ即ち物欲の減少。
別に見栄を張る訳ではないのですが...経済的な理由で欲しくても買えない、というものはほとんどありません。いやそりゃ車や不動産なんかは気軽には買えませんがね。
協力隊の初年度は毎月ほぼ赤字でした。顔を売るためにできるだけ飲み会には参加して、それでいて副業収入はゼロだったのだから当然です。
それが2年目、3年目と時を重ねるに連れ、見返りの少ない飲み会を回避して副業収入が増えているのだから、出費と収入が反比例の状態にあるのですよ。kuro隊員の家計簿は。
確かに、北海道地震の影響もあって多くのものを持たないという思考はありますが、それを差し引いたとしてもあまりに物欲がない。
特に生活していく上で支障は何もないので、このままミニマリストの道をゆこうとも思いますが、一応は調べてみました。
物欲がなくなっていくというのはどんな心理状況なのかを。
危険なサインかも!?
色々と調べてみたらちょうどいい感じのサイトを見つけたので、それに沿って考えていきましょうかね。
引用してそれぞれコメントしていきますね。
「ない」に意識を向けている
欲しいものがない人の心理としては「欲しいもの=今はないもの」を常に意識しているということです。
人は成長するものなので新しいものに目が自然と行き、向上しようとする能力を潜在的に持っていますが、ある時から自分は欲しいものを手に入れる事が出来ないんだと思って拗ねてしまうと、どんどん「ない」ものに目がいくようになっています。
けれど本当に欲しいものがない現実は自分がそう思うことで意識的に創り出しているのです。
うーん...これはピンとこないかなぁ。
拗ねているのは一般社会に対してであって、そこと物欲は結び付いていないとは思う。
本当に欲しいものをほしがっていない
「あれも欲しい」「これも欲しい」と思ってどんどん追い求めても心が満ちる事がない人はよく欲しいものがないと考えてしまう心理に陥ってしまいます。
これは本当に欲しいものは別にあるのにごまかして違うもので補っている可能性があります。
本人も無意識に行っているので既に気づくことが出来ないケースでもあるでしょう。解決方法としては欲しいものを断つ事、今あるものに目を向けるなどをして自分と向き合うのがいいでしょう。
あれも欲しい!これも欲しい!...ってTHE BLUE HEARTSかな。
本当に欲しいものはあるのかも知れないけど、誤魔化して他のものを買うこともないのでこれも違うなぁ。
行動していない
あれが欲しいな、と思っているとずっとその状態が続いてしまいます。
なので欲しいものを手に入れる事を夢とせず、目標に変えると具体的に今自分が出来ることに目を向けれるようになるでしょう。
欲しいものがない人は心理的に「それを手にするのは大変だ」「今の生活を変えなければならない」といった事を考えているかもしれません。
けれど人間は変化を遂げようとするとそうしたくはない自分も顔を出してしまいます。
なので欲しいものを手に入れたいと思ったのなら自分はそれをすでに手にしているといった気持ちで行動することで余裕が生まれ変化に対する抵抗も少なくなるでしょう。
うん、これはちょっと当てはまるかも知れません。
実を言うと、もう3か月くらい前からmont-bellのフリース買おう買おうと思ってたのに、未だ買っていません。
欲しい状態がずっと続くっていうのはモロに当てはまってますかね。
欲しいものが無い人は全てを我慢してきた
子供の頃から、あらゆる場面で我慢してきた人は自己主張することがなく、誰かが選んでくれたものや事で我慢してきたと考えることもできます。
自分で選ぶことがなかったのでいざ大人になって自分で考えたり選んだりすることが楽しめない。むしろ、面倒くさい、煩わしいのではないでしょうか。
今まで、そういう経験がなかったので、たまたま、そういう場面に出くわすとどうしたら良いか分からず、とんでもないものを選んでしまい、他者に文句言われたりして、自分にも自己嫌悪におちいったりします。
揚げ句の果て、欲しいという感情が湧いてこないという心理になるのです。
これはないかな。
面倒くさい、煩わしいというのはあるけど、欲しいものを買ってもらえなかったとかのトラウマはありません。
物欲に限りがない
欲しいものがあって一生懸命選んで手に入れたものがあるとします。やっと手にしたのでとても嬉しいです。
しばらくすると飽きて、また、別の物が欲しくてたまらなくなる事ってありますよね。人間の欲望には限りがないものです。次から次とです。
限られたお金や時間の中で欲しいものを求め続ける人生にある日、立ち止まって気がつきます。ものよりもっと大切な人生の意味を考えるようになります。
いつも変わらない満たされる真理を捜すようになるのです。そのとき、欲しいものがなくなります。もう、一杯ものを持っていることに気がつきます。
あぁ...これはわかるかも。
もう充分に幸せだから、別にそれ以上を求めていないというか。
よくよく考えてみたら、今あるもので賄えるという事実には気付いています。
一つのことに夢中
自分にやるべき事を持っている人はもう一目散に、一心不乱に目的に向かって突き進みます。普通の人が欲しがるようなものに関心がありません。
ちょっと浮世離れしている人っていますよね。時代遅れのファッションを身にまとい頭も櫛が入っていない、お風呂だっていつ入ったのだろうっていう人をたまに見かけないでしょうか。
こういう人は独特の世界観を持っているのでおよそ時代感覚もなしで生きています。でも、欲しいものを我慢している訳ではありません。
今はやりのものを知らないのです。こういうものがあるのも知らないのです。存在を知らないから欲しいとも思いません。自分の世界にとっぷりつかっていらしゃるのでしょう。
これは今の心境にピッタリかも。そうでありたいという願望も含めてね。
時代感覚は無いです。でも流行りに乗りたいということも無いです。それが我慢とも一切思っていません。
いやさすがに風呂には入るけどね笑
欲しいもの、それは物質か精神か
欲しいものがない事は、善悪で判断するなら、悪い事だとは言えません。
とは言え、人間は物欲があって初めて積極的に動こうとします。
物欲がないことは、イコール能動的に動く為の理由を失っている状態と言えます。
何でも手に入れたから、欲がなくなるということはありません。
それは間逆で、これまでの人生で充分過ぎるものを得て来た人間ほど、いつまでも枯れずに際限のない欲望に駆られているものです。
欲する事に慣れているからなのです。物欲がない人間は、言ってみれば諦めた人間なのです。
求めても手に入らない事ばかりでは、誰も何も望まなくなります。
しかし、そういう人でも精神的な欲求はあるでしょう。
精神的欲求は、永遠に誰もが欲するものですが、これは物質とは違い、金で買えるものでも無ければ欲したからと言って手に入るものでもありません。
うーん...これはちょっと耳が痛いですね。
一般的かつ平均的な生活はとっくに諦めてはいますが、行き当たりばったりの人生を楽しむことは諦めていませんよ。
心理的にはどうなの
あれ欲しいなぁ、買おうかなぁ、どうしようかなぁ、と悩むことが減ったので、むしろ余計な悩みがなくなったと認識しているのですが。
若い頃は、食欲も含め、物への欲求、欲望はとても強いものです。
しかし、振り返ってみると、どうしても手に入れたかったものは、手中にしたいと言う欲求だけに占有されており、継続して持ち続ける欲求とは違っている場合が多いのです。
経験でそれを知ってしまうと、欲求は次第に薄れてきます。
手に入れたところでどうしようもないと気が付いているからです。
また、年齢と共に時間の経過に関する感覚が短くなるため、欲求が多ければ多いほど収拾がつかないと言う事も同時に理由の一つになります。
欲したところで、それを有効に使う手立ても暇もない。
そう考えた時に、急激に興味がなくなってしまうのです。
物欲はそれを有効に活用できることこそが最低限の条件なのかも知れません。
その手立てがない人は同時に物欲も失うと言う事です
なるほど、ものを手にして有効に活用できる手立てがあってこその物欲か...なんとなく腹落ちするなぁ。
具体的に言うと、加湿器あったらいいなぁとは思うけど、毎日セットするのメンドくせぇなとか思うもんなぁ。
なくてもさほど問題ないものをわざわざ買って、有効に活用しようとするの時間がもったいないというのかな....。
裏を返せば、まだまだ今できることがある、って判断にしときます。
最後に
ものすごくスッキリした!ってほどでもないですが、自分の中で一応の結論は出ました。
経済的にではなく
時間的に余裕がないから
ってことで着地します。
まぁ要は
今あるものでやり尽くせ
ってことですかね。その上で次のものを欲しがればいいかなと。
ではまた(^^)/