池田町地域おこし協力隊~kuro隊員の活動日誌~

平成28年4月。30才目前にして、北海道池田町地域おこし協力隊として移住したkuro隊員の活動をダラダラ綴ります。

クラウドファンディングについて知っている事~地域おこし協力隊に適した資金集めの手段~

こんにちは。

北海道十勝地方池田町の地域おこし協力隊、kuro隊員です。

 


 

お金の話

なんだかんだ言ってお金って大事ですよね。

無人島で完全自給自足の生活でも目指していない限り、誰もが考えなくてはならないテーマだと思います。

もとい、徒歩&遠泳で移動しない限り無人島までの交通費がかかるのでほぼ万人共通のテーマとしましょう。

「お金があれば幸せか?貧乏なら貧乏なりの幸せがある」とか。

「幼い頃、家は貧乏だった。だから給料のいい会社に就職して、今は金銭的自由を手に入れた」とか。

 

ぶっちゃけどっちでもいいよね。

貧乏でも今を楽しむって心構えとか、いい会社(死語?)に入るまでの努力は素晴らしいと思いますよ、もちろん。

でも幸せかどうかなんて本人が決めりゃいいことだし、お金を稼ぐために旧体制の会社で必要以上に時間を費やすことが自由と言えるのか、なんて思ったりします。

本当に不労所得だけで食べていけるような人間は実在するでしょうが、全員がそうなれる訳ないですね。もし万が一、誰もがそうなれるノウハウが本当にあるならすぐに今の経済は破綻して、クリア条件の変わった次のステージが始まるだけです。

地道に目の前の仕事に取り組めることも、立派な才能ですよ。

 

あぁ、心底どうでもいいや。

本題行きましょう。

地域おこし協力隊と資金調達

お金は厄介です。

無ければ無いでも確かに楽しく生きていけるけど、何か自身のルーティンから外れることをやろうとすれば必要になるし、あればあったで嬉しいし。

kuro隊員だってお金が必要ですよ。愛車はボロボロで次の車検を通すかどうか悩んでるし、買い替えるには貯金をガッツリ崩さなきゃいけないし。

加えて今の立場。地域おこし協力隊。

行政の仕事を受託する以外の手段で起業する場合、どう考えても自己資金が必要。

もし起業資金を必要とせずに立ち上げられて、長期的な見通しが立つような事業がある地域のほうがレアだと思います。

 

まぁ私の発想力が足りない可能性もありますがね。

だとしても、起業にあたっては資金が必要なのは事実。

そのための手段の一つにクラウドファンディングがあります。

クラウドファンディングとは?

crowd(群衆)からfunding(資金調達)することです。

つまりインターネットを使って、顔も知らない不特定多数の人間からお金を集めるという仕組みです。カンパを求める範囲が世界中ということです。

 

「どうしても実現したい計画があって絶対ヒットする自信があるんだけど、実現のための資金は無いし...。」→そんなあなたにクラウドファンディング。

「この商品が出来上がれば〇〇業界の常識が変わるんだ!!でも突拍子も無い話だと思われて、銀行は融資してくれそうにない...。」→そんなあなたにクラウドファンディング。

って感じですが、想像できましたか?

必要な金額や事業計画、これまでの経緯など、用意する情報は多いです。あとは熱い想いを伝える文章を書くこと。

それが伝わらないと誰も出資しませんよね。

まぁ実態はほぼ知りませんけどね。

 

一口にクラウドファンディングと言っても、様々なタイプがあります。

  • 寄付型→寄付(出資)してもリターン無し
  • 投資型→投資した企画で発生した利益から配当金が出る
  • 融資型→利子を受け取れる
  • 購入型→リターンあり

最近募集している案件では、購入型が多いような気がします。

例①ゲストハウスを作りたい!

→お礼に宿泊券

例②映画を撮りたい!

→映画グッズプレゼント

などなど、そんなイメージでしょうか。

 

ちなみに集まった資金の受け取り方にも2種類あります。

  • All or nothing方式→目標額に達しないと0円。全てパーです。
  • その逆→集まった金額は受け取れる。運営会社によって「実行確約型」とか「プロダクション・ファンディング」なんて呼ばれたりします。

どちらを選ぶかは実績やプロジェクトの内容で判断します。

既存の商品や実績があって、それをブラッシュアップするならプロダクション・ファンディングというのが一般的なようですよ。

 

地域おこし協力隊×クラウドファンディング

自己資金と自治体の補助金だけで起業した諸先輩方には申し訳ない気もしますが、協力隊とクラウドファンディングの相性は悪くないと思います。

話題不足の地域に行けば(恐らく)地元の新聞によく取り上げられるので、ちょっとした成功事例でも広く周知されます(逆もまた然り)。

加えてSNSによる非日常的な仕事・生活の発信、田舎ならではのキレイな景色を発信するだけでもちょっとした拡散力はすぐに得られます。

そこはフル活用しましょう。目標達成のために打算的にいきましょう。

 

そして「地域おこし」や「地方創生」を仕事としている人間は横の繋がりが強い。

なぜなら超ニッチな業界だから。

※協力隊になって9か月間で感じた個人的な考えです。

地域おこし協力隊員が全国で3,000人を超えようが、所詮3,000人。

それぞれに関わる人をどんどん増やして、地域を跨いで繋がりを作りましょう。

 

繋がりさえできれば、あとは営業力というか人間力の勝負です。

「こいつ頑張ってるな~投稿シェアしてやるか」と思ってもらえる関係性をどれだけ築けるか?ということ。

いくら地元住民の理解と信頼を得た隊員だとしても、拡散力がなければクラウドファンディングには不向きです。おとなしく自己資金と自治体の(縛りの多い)補助金で何とかしましょう。

 


 

何が言いたいかというと。

地元住民の理解を得るのは協力隊として当然です。

雇用契約上には明記されていなくとも暗黙の了解というか、それが無ければ居心地悪いだけです。いくら地元住民がアレだとしても、その地域に飛び込んだのは紛れもなくあなたの意志です。それすら理解できない人は協力隊辞めましょう。

それは当然とした上で、外部にどれだけ味方を増やせるかがカギだと思います。

完全に自治体内で完結するミッションは少数だと思います。

  • 観光促進→100%外部に訴求必要
  • 移住促進→同上
  • 町内活性化→地元住民だけが盛り上がれば満足?町外からも来てもらわないと根本的に活性化しないんじゃない?
  • 高齢者支援→まぁ町内完結か。

 

「 広域連携」という言葉が良く聞かれる今日この頃。

視野は広く持ち、やがて来るかも知れないクラウドファンディング実施の際に(お互いに)役立つ人間関係を作るのも協力隊活動の一つと思っています。

もちろんkuro隊員がそこまでして資金調達の手段を検討するのは、その結果少なからず町の利益になる事業を考えている、というのが前提ですからね。

都合よく金を集めようとしている訳ではないですよ。どうか誤解のないように。

 

ではまた(^O^)/