こんにちは。
よく"逃走中"というTV番組の"鬼"に似ていると言われるkuro隊員です。
やせててスーツでグラサンかければだいたいそうだろうよとツッコませていただきたいですな。
スタイル一貫
今回の記事は100%雑記でございます。
お忙しい方は読まないことを強くオススメいたしますw
昔ちょっとだけ聴いていたバンドが、変わらぬスタイルで走り続けているのを見てなんかホッとしたって話!
THE BOHEMIANS
THE BOHEMIANS(ザ・ボヘミアンズ)
...ってバンド、知ってますかね?
知らんっすかね。
知らなくてもぜんぜん不思議じゃないんですけど。(失礼)
なにげに15年間も活動を継続(2005年結成)している息の長いバンドです。
彼らがデビュー間もない頃、当時のバンド仲間に"ボヘミアンズいいぞー"と言われて聞いたのが出会いなのですが。
確かに音は好きだった...音は。
ただ、ファンの方はどうか怒らないで読んでほしいのですが
ルックスがイロモノすぎる
という印象が強かったんですね。
当時のkuro隊員にとっては。
そぅ感じてしまうのも致し方ない...という言い訳をさせてもらうとですね。
THE BLUE HEARTSを根底としてTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTやBLANKEY JET CITYにドハマりしていた時期なのですよ。
ルックスも音も兼ね備えたバンドこそが
真のロック
だと信じ込んでいたわけです。
我ながらメンドくさいヤツだな
だってアレですよ。
多少のメイクについてはいいとして、PVで男同士が(ほっぺに)チューしちゃったりする訳ですよ...。
【PV】 THE BOHEMIANS / THE ROBELETS (Full ver.)
自称硬派なロック好きとしては
こんなの認められっかよ
...ってなるじゃないっすか!
...ねぇ?
"見た目"に惑わされるな
↑にも書きましたけどね。
確かに彼らの
音は好きだった
んですよ。
ホントに。
ボーカルの平田ぱんだ氏が公言しているように、
THE HIGH LOWS
に影響を受けたことからもわかることですね。
※THE HIGH LOWSとは元THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトと真島昌利が中心となって結成されたバンド
そもそもリアルタイムで聴いていた世代でもないのに、ブルーハーツ...というかヒロトとマーシーを心から尊敬している人に悪いヤツなんて絶対にいねぇと思っております。
kuro隊員もリアルタイム世代ではないですが(なんならブルーハーツ結成くらいの年に生まれた)、その両者の立ち振る舞いから声から奏でられる音から、とにかく全てに心を奪われたクチです。
と、思っていたはずなのに。
ボヘミアンズの"見た目"だけを判断材料にして"いやこれはロックじゃねぇ"なんて拒絶してしまったkuro隊員は、きっと人生損したなと痛感しております。
見た目で判断してしまったんですよ、結局は。
今でこそ。
なんならkuro隊員自身が
イロモノ扱い
されてもおかしくない環境に身を置いて、やっとわかった...というか思い出したんですね。
ヨソモノかつ最年少議員という立場になって、改めて見た目だけで人を判断することの危うさ、と言いますかね。
スタイルを継続する"強さ"
アレですね。
文字だけじゃきっと伝わらないと思うので、動画に頼ることにします。
まずコレ↓
若いっすね。
勢いありそうっすね。
音もカッコいいっすね。
ただ...。
"商業的に成功するバンドか?"と問われると、
きっとムリ
だとも思いました。
ブームや時代の都合で"きっと受け入れられることなく去っていくんだろうな"と思わされるバンドでした。
何度も言いますが
音はカッコいいのに
ですよ。
どこかで大幅に方向転換して、早い話が
大衆受け
する音に変わっていくのかなぁとも思いました。
ルックスは悪くない分、きっとそうなるだろうな、と。
ところがね。
つい先日、なにがきっかけだったかは忘れましたが。
ふと思ったんですよ。
そういえば
ボヘミアンズどうなったかな
って。
どうしてそんなことを思い出したかはよくわかりませんが、きっと彼らの鳴らす音が頭のどっかに残っていたから、ではないかと思います。
で。
ちょっくらYouTubeで検索してみたらヒットしたんですよ。
"とっくに活動休止してんじゃねぇかな"という予想を裏切る動画がね。
いやまぁこの動画を観て思ったのは
変わってねぇw
ってことなんですよね。
もちろんいい意味で。
相変わらずボーカルは奇行めいたパフォーマンスだし、ギターは女装っぽい雰囲気だしてるし、なにより
音がカッコいい
ってこと、ですね。
変わってないんですよ。
自分たちのスタイルを貫き続けているんですよ。
それで売れてりゃ貫くことのハードルだって下がるんですけどね。
そんなに売れてないみたいなんですよ、彼ら。
それでも15年間、そのスタイルを大きくは変えずに貫いている強さに、けっこう感動してしまったんですよ。
どこかThe pillowsにも似た感じというか、とにかく
やり続ける強さ
をめちゃくちゃ感じたんですね。
それってkuro隊員にとって
今一番必要なこと
なんじゃないかって
勇気づけられた
んですよ。
ヨソモノでワカモノな自分が"周りがどうこうじゃねぇんだ!"ってスタイルで、正しいと思える道を歩み続けることって、きっと地域おこしにも通じるモノがあると思うんです。
いやむしろ
それだけがあればいい
くらいの話です。
きっとこれから、うまくいかないことがあれば自分のスタイルを自分が疑ってしまう、という場面があると思うんですね。
"でもそうじゃねぇんだ"
って気持ちを改めて持ち続けようと思える一件でした。
自分のスタイルを貫くこと
を忘れずにいたいなぁと思います。
最後に
最近、あまり音楽を聴かずに過ごす日が多くなっていました。
10年前は"音楽(ロックンロール!!)が無ければ生きられない"くらいに思っていたはずなんですが。
どういう心境の変化で、ロックから離れてしまったのかはわかりません。
わかりませんが、やっぱりロックが道標となって勇気づけられた事実を書いておきたい、と思った次第です。
同時に"どうかボヘミアンズがもうちょい評価されますように!"という余計なお世話を含めての文章でございました!
お付き合いいただきありがとうございました。
ではまた(^O^)/