こんにちは。
10年以上前、憧れている甲本ヒロトの髪形をマネしてみたら、すぐにやられそうな脇役チンピラみたいになってしまったkuro隊員です。
成功事例を知っておく
なにか新しいことを始める時。
その分野の最先端あるいは最高峰とされる人のマネをすることも必要じゃないっすか。
その反対に自分の思うがまま、ひたすら我が道を突き進んでももちろんOKです。
どちらを選ぶかは、成功率と過程の楽しさを天秤にかけて決めりゃいいんですよね。
そんな訳で。
まちづくり系クラウドファンディングの成功事例を学んでいるよって話!
まちづくり・地域活性化系クラファン
今回のピックアップ条件
一口にまちづくり系クラファンとは言っても、けっこうな件数があるんですよ。
試しにREADY FORで検索してみたら
2,390件
ヒット(終了済み含む)しましたw
※2020年1月時点
みんな地域おこしてんなぁ。
ちなみにCAMPFIREでも約1,000件...!
とてもじゃないけど全件チェックなんてできないし、する必要もないっすね。
で。
当記事は複数回に分けて書いていくつもりなので。
今回ピックアップするプロジェクトは
- kuro隊員の方向性に近いもの(拠点・複合施設づくり)
- 支援金額の多かったもの
- ページやリターンが目を引くもの
- 募集中・終了済みは問わない
- CAMPFIRE
という条件で探してみようと思います。
長い作業になりそうな予感...。
case1:【ボルダリング×ゲストハウス!】円頓寺商店街に「西アサヒ 別館」を作ります!
概要
当blogで紹介する記念すべき1発目はコチラ!
しょっぱなからドンピシャなやーつ!
ボルダリング×ゲストハウスってまさにkuro隊員の作りたい場所の一つなのです!
それで1,000万オーバーってほんとにすげーー。
西アサヒというゲストハウスと、KNOTというボルダリングジムの協働によって生まれたプロジェクト。
作り上げた新施設の名は
那古野ハウス
と呼ぶそうです。
kuro隊員より那古野ハウスさんに心からの敬意を表して!
リンクを貼っておきます↓
支援総額・リターンなど
さてさて。
具体的な数値を検証していきます。
- 支援総額:10,795,189円
- パトロン数:438人
- 期間:2か月
- 平均支援額:24,646円/人
いやーすごいっすね。
なにがすごいってパトロン1人あたりの平均支援額じゃないっすか。
ザっと他のプロジェクトを見ても、平均支援額って1万円前後に落ち着いている印象がある中、堂々の25,000円弱。
リターンの価格と特筆すべき内容、及びパトロン数は
- 3,000円×3人
- 5,000円×233人(軽食・ジム利用チケット)
- 5,000円×39人
- 10,000円×87人(軽食・宿泊・ジム利用チケット)
- 30,000円×17人
- 30,000円×5人
- 50,000円×17人
- 50,000円×10人
- 100,000円×6人(ジム1年無料)
- 300,000円×4人(軽食生涯無料)
- 300,000円×1人(3年間ジム無料 法人・団体向け)
- 100,000円×10人(軽食生涯無料)
- 500,000円×3人(宿泊・軽食生涯無料!)
- 500,000円×3人(ジム利用生涯無料!)
こんな感じ。
10万円以上の高額支援者が27人いて、それだけで610万円という...。
低額で人数の多かった5,000円、10,000円については同施設を日常的に利用している支援者が多いのでしょうかね。
リターンの内容から察するにそんな印象です。
注目すべき点
そんなに"公共的"なニオイはしない
これ、kuro隊員のイメージが先行しているだけなのかも知れませんがね。
サクセスしやすいプロジェクトって
公共の福祉に資する
内容が多いのでは、と考えておりました。
子どもやお年寄りの交流拠点とか、先祖代々受け継がれてきた文化の継承とか、復興支援なんかも含めていいかな?
プロジェクトの成功条件の一つには
営利的すぎないこと
が含まれている...ような気がしていたんですけどね。
那古野ハウスプロジェクトは、決してそこまで公共的なニオイがしないんですよ。
もちろん商店街振興や観光客と地元住民の交流、ボルダリングを通じての交流など、その要素はきちんと含まれていますよ。
よくある陥りやすい勘違いとして
公共的なモノが地域おこし
であって、
金儲けしちゃイカン
みたいな考えの人がまだまだ多い中で。
ボルダリングジムとゲストハウスという、お世辞にも広く認知されているとは言い難い事業の掛け合わせで、よくぞここまで(1,000万ね)いったな、と。
(良い意味でね)公共的なニオイがしない内容での達成、しかもkuro隊員の描いた絵と非常に近いという点に注目した次第です。
高額支援者(平均支援額)が多い
これも気になった点。
例えば500,000円の支援が計6名もいるんですよ。
ボルダリングもゲストハウスも、決して単価の高い商売ではないので、それだけの支援額に見合うリターンってちょっと想像しにくかった、というか。
それをまぁ仰天の
ジムor軽食生涯無料
って形で提供する
大胆さ
には脱帽です。
ホントにw
それだけの金額を支援できる人は、単にお金とリターンのやり取りだけじゃなくて、それ以上の価値や期待を込めているんだろうな、と。
つまりはプロジェクト&リターンの内容もさることながら
人としての期待
を込めているんだろうな、と。
プロジェクトオーナーの人柄ってやつでしょうかね...。
自分大丈夫かな。
あ、ちなみに期間途中で法人・団体向けのコースを追加されています。
パトロンが1人であることから察するに、特定の法人に合わせたリターンを用意したのかな、と思いましたね。
ピンポイントリターン。
以上!
最後に
初回からこれ以上ないくらい参考になるプロジェクトをピックアップしてしまい、次回以降の尻すぼみ感が拭えないところではありますが。
とにもかくにも、クラウドファンディングを改めて勉強中です。
構想、計画、実行それぞれのフェーズにおいて、得た情報へのリアクションが全く異なるので、何度勉強したっていいんです。
きっとね。
ではまた(^O^)/