"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

RED POINT運営記VOL25~新年度なので月間パスetcの改善について構想中~

こんにちは。

北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、任期最後の1年に突入したkuro隊員です。

RED POINTウォール

変えたいこと色々

新年度が始まって数日経ちましたが、周囲が人事異動後の挨拶回りでバタつく中、さほど変わらぬ日々を送っております。

新年度の決意表明とかではありませんが、RED POINTは5月でオープン1周年を迎えること、改善しなければいけないことなど、現時点でkuro隊員の頭の中でボンヤリ考えている構想について。

全て"構想"ですので、確定ではありませんよ!

前回の運営記はコチラ↓

www.kuroroman.com

 

運営体制について

kuro隊員がメイン当番

RED POINTには10名の運営スタッフがおります。元からボルダリング経験者もいればkuro隊員のようにRED POINTの歴史=ボルダリングキャリアのスタッフもいます。

その10名で月17日前後の営業日に当番を務めるため、単純計算で一人1.7回/月くらいのペースです。各自の都合で多少割合の上下はありますが、多くて月4回くらいでしょうかね。

全員が報酬の出ないボランティアスタッフで、これ以上の負担となるとちょっと重たい気がするので、せいぜい月1~2回がいいところかと思っています。

 

と言うのが今までの運営体制。

4月からはkuro隊員がシフトの6~8割を担当する予定です。

ザッと下表のような感じ↓

RED POINT4月シフト

赤い部分がkuro隊員の当番日です。17営業日中11回。全体シフトの65%くらいですね。

その他には経理もkuro隊員が引継ぎました。今までは商工会事業として扱ってもらえていたので、その辺はほぼ全て商工会勤務のスタッフに任せっきりだったのです。

 

そんな訳でRED POINT運営の実務、裏方ともに大きくkuro隊員が担当する事になるので、ちょっとばかりの報酬をいただく方向を目指しています。

自分が適任かどうかは正直わかりませんが(経理とか不安しかないし)、まぁ色んな条件を考えてみると

  • 時間の都合がつきやすい
  • シフトや業務を増やす代わりに報酬を受け取れる=副業OK
  • そこそこ登れる=教えられる
  • ボルダリング自体を継続する意志がある

あたりの条件を適度にクリアしているのがkuro隊員な訳です。

 

ということで、4月からはジムに行けばkuro隊員がほぼいます。よろしく。

RED POINTで開催された"まちゼミ"にて

 


料金について

入口のハードルと継続のハードル

1年近くジム運営してきましたが、ぶっちゃけた話、継続して通ってくれるお客さんが非常に少ない...!

1回やってみたかった!ってお試しのお客さんは結構来てくれたんですけどね、そこからボルダリングにハマった!って人は本当に限られちゃってます。

要因は色々あると思いますが、新規のお客さんに関しては

  • なんか行きにくい
  • 営業時間と都合が合わない
  • 料金

ではないかと。後で書きますがなんか行きにくいは重要なので、これを入口のハードルとします。

で、継続して通うに至らない理由は

  • ボルダリングが思ったほど楽しくなかった
  • ジムの設備不足
  • スタッフの指導力(コミュ力)不足
  • 料金

あたりかなぁと思います。こっちは料金が重要。継続のハードル

一回登ってみたけど予想以上にしんどいし登れないしで、上達してダイエット効果を実感できるまで(時間とお金)どれくらいかかるかなぁ…って理由で継続しない人も少なくないと感じるのです。

kuro隊員愛用シューズのAGRO(evolv)

 


ボルダリングはスポーツである

さて、じゃあどうすればボルダリングの面白さを普及できて集客が伸びるのかを考えると、早い話が新規客を増やしてリピーター化するという当り前過ぎる結論に至りますね。

そもそも運営側とお客さんの認識のズレとして、ボルダリングは気軽に始められる趣味であることは間違いないのですが、紛れもなくスポーツの一種だということ。

ボルダリングジムに通う=トレーニングジムに通う、くらいの感覚が正しいような気がします。もしくは新しくスポーツの習い事を始めるくらいの感覚。

そんな風に書くと余計ハードルが上がりそうに聞こえるかもしれませんが、単純なトレーニングジムとの大きな違いはボルダリングは遊び感覚で楽しみながら運動できる、ってとこ。

壁を登って筋トレできるって、ジムで一人トレーニングするより楽しいじゃないですか。他のお客さんとコミュニケーション取ったり、スタッフと課題を落とすためにアレコレ話したり。

課題を落とせなかった悔しさも落とした時の喜びも、他の誰かと共有できるトレーニング(スポーツ)なんです。

ただ黙々とバーベルを持ち上げる方が好きな、ストイックな人ももちろんいるでしょうけども(^^;

 

ボルダリング面白そう!ってのは正しいです。1年間ハマりっぱなしのkuro隊員が言うので間違いありません!

遊び感覚で運動できるならダイエットになるかなぁってのも正しいです。遊び感覚で上半身が良い感じに鍛えられたkuro隊員が言うので間違いありません!

 

じゃあいかになんか行きにくい&効果を感じるまでにどれくらいかかるか不安問題を解消できるか考えました!

 

みんなで始めれば怖くない!

なんか行きにくいの詳細を突き詰めると

  • スタッフや常連さんの輪に入りにくそう
  • 一人で通う程のモチベーションが無い
  • 下手くそだと恥ずかしい

みたいな感じになるんです。

 

それなら

新規月間パス購入者、

〇〇名以上の同時申込で〇〇円割引!

で、どうだろうか。

 

前述した理由でなんか行きにくいよねって思っている方は、どうぞお友達とご一緒にお越しください。何人でもkuro隊員は笑顔で受け止めます。

例えば一人では行きにくいとしても、複数人で割引になるなら友達3人を誘ってまずは1か月だけお得に試してみよう!って気になりませんか?ねぇなるよね?

 

友達同士で登ると、誰かが課題を落とした時にはスゴイ!とか負けられない!とか自分もテンションあがります。逆に誰かが落とせずに落下した時には笑いや励ましが生まれます。

我々スタッフは出来る限り空気読みます。登れなくて困っているお客さんには積極的にアドバイスするし、仲間内で失敗含めてワイワイ楽しんでいるお客さんは遠くからそっと見守ります。

 

昨今"おひとりさま"って言葉がちょっと認知されてはいますが、やっぱり一人で新しい事を始めるって不安じゃないですか。kuro隊員はむしろ一人がいいけど。

だったら仲の良い人同士、気軽に楽しくお得に始められるシステムを用意するのが運営側の責任だと思うのですよ。最初の1~2回全然登れなくても、友達と一緒で楽しかったし月間パスの期間内にもう何回か行ってみよう!って5~6回も来店していたらどうにか6級は落とせます。達成感味わえます。

これがまず入口のハードルを下げる案。

RED POINTのホールドたち

継続は力なり!

次は継続して通うようになったけど、料金がネックになるケース。

今のRED POINTの利用料金は大人は800円+シューズレンタル200円=1,000円。月間パスは5,000円。

お試し感覚で登ってみて、ボルダリング楽しい!続けたい!って思う人は本当に少ないのです。全くの未経験から長く通うようになる人なんて、大人と子ども合わせて3~40人に1人くらい。平均値は知らないけど、これはガチのRED POINTの実数ベース。

だったら通ってくれるようになったお客さんに少しでもメリットを提供したい!という思いから、

月間パスの継続購入割引

を導入する案。

 

1回限りじゃなくて、何度も通ってくれるお客さんはとっても貴重です。通う回数が多い=スタッフともコミュニケーションを重ねてきたお客さんとは互いに気心知れてきて、来てくれるとスタッフも嬉しいのですよ。コレ営業トークじゃなくてね。

そんな常連のお客さんがもし今後も通いたいと思ってくれるなら、月間パスの方がお得だし継続購入ならもっとお得に通えるよ!って提案です。

 

仮に身体鍛えたいって意識を持っている普通の体型・身体能力の人が1か月通ったら、男性でも女性でも、まぁ5級を落とせたり落とせなかったりくらい。

その辺から苦手なムーブの5級と4級の壁にブチ当たり、それでも壁を乗り越えていくのがボルダリングで一番楽しい時期だとkuro隊員の経験上思います。

5級を登っている頃は一番成長を顕著に感じられる時期だし、4級を落とせるようになったら達成感が半端ない。そして腕周りがまず引き締まってくる。そこから先は修羅の道だけど...。

 

で、そこで止めちゃったらもったいないんですよ。

確かにちょっと筋肉はついたかも知れないけど、それを維持あるいは向上させる程の意識や生活習慣までは得られないんです。たかが1か月でダイエットや筋トレが日常に刷り込まれるなら、肥満に悩む人なんてもっと少ないと思うんですよね。

最初は全然歯が立たなかった課題に挑戦して乗り越えて、ボルダリングをもっと楽しみたいとかもっと強くなりたいって思い始めたら、日常生活レベルで体重や筋力に気を使うようになります。

苦を伴う食事制限とか強度の強い運動じゃなくても、登るときに身体傷めないように家でストレッチしよう、とか、ジムに行く日は身体重くなるから食べ過ぎないようにしよう、とか。ボルダリングって目的があるなら、その程度からでも生活習慣が簡単に変わるんです。

そうなって初めて、ダイエットやボディメイクの効果を実感できるのではないかと思うのです。ボルダリングだけで痩せる可能性ももちろんありますが、日常生活でも身体にケアすれば相乗効果ありますよね。

 

...なんか長くなりましたね。

とにかく、月間パスの継続購入割引は導入したいなと思っている訳です。

こどもの利用時間

これは全然構想にもなっていないんですが、こどもの利用時間をどうしよう問題

現状では小学4年生~中学生3年生までは土曜日15:00~17:00のみ。※高校生は大人と同じ時間で利用可能。

こどもが登れる時間をどうにか増やしたい...とは思うんですが、いかんせんこどものお客さんってビックリするくらい少ないのです。常連はほぼゼロ。

理想は習い事形式にして、週2回くらいで決まった時間帯・人数で月額制にして登ってもらえたらなぁと思ってますが、今の状況で習い事化を進めても非常に寂しい結果になりそうな予感...。

ウォール改装を手伝ってくれたこどもたち

今の内からボルダリング始めたら、名のある選手になれる確率高いと思うんですけどね。競技人口も設備もそんなに多くないし。

名のあるクライマーを輩出するのがRED POINTの夢の一つなので、全然形は定まっていませんが何か策を考えます...。

とりあえず町内の各習い事スケジュール調べて、空いてる曜日で何か仕掛けてみるかなぁ。

なお、対象年齢以下のこどもについては営業時間外の予約営業って形で登ることは可能です。お問合せ下さいませ。

まとめ

  1. ボルダリングやってみたいけどなんか行きにくいって人のために、月間パス複数購入割引。
  2. 楽しいから長く続けたいって人のために月間パス継続購入割引。
  3. こどもの利用時間を増やす。

以上!

 

もう一度言いますがこれ全部まだ構想段階です!

構想を草案にしたら運営メンバーで会議開いて一揉みして、やっと形になります。

当記事で書いたことはkuro隊員の頭の中だけで考えている案なので、全く違う形になる可能性もあるとご承知願いますm(_ _)m

最後に

サクッと今後について書くつもりが意外と長くなりました。

blogネタを絞り出すんじゃなくて、普段から考えている事はスラスラ書けるもんです。

 

より良いジム目指して、色々構想練ります。

 

ではまた(^_^)/~

 

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