こんにちは。
北海道池田町の地域おこし協力隊、kuro隊員です。
最近ちょこちょこと1日2記事を投稿できることが増えました。
きっと書くのが速くなったのか、書きやすいテーマが思いつくようになったのか。
内容が薄っぺらくなっていなければいいんですが。
2016年、残すところ4日。
年が明ける前に振り返っておきたいことを思い出したので、イベント紹介も兼ねた今回の記事です。
ワイン樽ころがし競争inいけだ
~2016わーるトカップ杯~(サブタイトル)
もう名前からして面白そうでしょ?
以下概要説明。
- 十勝ワインの製造に使用された樽を転がしてタイムを競う
- 例年7月中旬~下旬に開催
- 選手は20歳以上の男女3人で1チーム
- 参加費5.500円(2016年)
- 全部で20チームが参加可能
- 樽は男性用が約90kg、女性用でも約50kg
- 短距離、スラローム、長距離の合計タイムで順位を決める
- 総合優勝チームや部門優勝チームには十勝ワインなどの賞品あり
- 当イベント後に開催される「町民ワインパーティ」チケット付き
名前の通りの競技です。
開催時期が夏ということもあり、予想以上に熱い闘いが繰り広げられます。
参加チームには警察、消防など、バリバリの体育会系メンバーで構成されているチームや女性のみのチームなど様々です。
もちろん池田町外からの参加も可能です。
短距離、スラロームは選手が交代で各コースをリレー方式で走り(樽がバトンと考えて下さい)、最後の種目である長距離は3人同時に一つの樽を転がすことができます。
コースは約4~50m程でしょうか。
実際にやってみるとわかるんですが、
これがめちゃくちゃキツイんですよ。
まっくろ隊
kuro隊員も今年は参加しました。池田町協力隊の同期、H隊員とM隊員を誘って。
チーム名は「まっくろ隊」、kuro隊員の苗字と性格から取っています。
メンバー的にそこそこの結果を残せる自信はありました。
H隊員は元ラガーマン、M隊員は元海上自衛隊&柔道部、kuro隊員は元野球部&マラソンランナー。
これイケるでしょ。
しかしどういう訳か。
誰も我々に期待していないようだったので、kuro隊員は行く先々で「今年の優勝候補です!!」とビッグマウス&人生ハッタリ野郎っぷりを発揮しまくってました。
「俺たちはこのレースに全て捧げてきた。これでボロ負けしたらこの町を去るしかない」くらいの悲壮な覚悟でした。(嘘です)
結果、圧勝
終わってみれば総合優勝&2種目優勝。まさかの圧勝!!
スラロームで優勝すればパーフェクトゲームというまさかの圧勝!!
最初の種目は「結構しんどいなーこれ!」なんて言いながらくだけた雰囲気で取り組んでいましたが、短距離&スラロームの2種目が終わってトップとなり、目の色が変わりましたね。
「ここまできたら勝ちに行くぞ!」と燃える大人たち。身体は悲鳴を上げていますが。
戦術を練って練って、最後の長距離種目。
これは3人で樽を転がしていい唯一の種目ですが、ここでまっくろ隊は勝負に出た!
あえてリレー方式で1人ずつ転がす作戦です。
なぜか?それは長距離は50mコース×4周=200mを走り切る体力が無いからである!
ならば3人×50m+3人一緒に50m=200m!!
これなら1人あたりが最大限のパフォーマンスを発揮しながら、ラスト1周は力を合わせてゴーーーーーール!!
という完璧な戦術が見事にその通りになり、優勝です。
抱えきれない程のワインをGETしましたとさ。
実はこの手の競争形式のお祭りって、一度出場してみたかったんですよ。
観客として見ていると、私が運動好きだからか「俺の方が絶対速い!」みたいな対抗心が生まれるんです。
夢が一つ叶いました。
実は出場チームがギリギリ
樽ころがし競争の魅力が伝わってきたでしょうか?
思い通りに転がってくれない樽に四苦八苦する選手たちを見るだけでも物凄く面白いと思います。
なのに!
なかなか参加希望チームが集まらずにちょっと苦労しました。
募集締め切り後に20チームに達しましたが、絶対もっと参加したい人はいると思うんだよなぁ。
というか知られていない。帯広市に住んでいる人も「なにそれ?」と言ってましたし。
絶対面白いから!来年は見においで!!
そして俺たちに勝ってみろ!!!
と、強引な勧誘をしたところで締めたいと思います。
ではまた(^_^)/~