こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、ハーフマラソンサブ100を目指すkuro隊員です。
ロゼは、ロックだ
みなさま、"ロゼロック"をご存知ですか?
十勝池田町の特産品である十勝ワインの飲み方の呼称であり、堅苦しくないワインの楽しみ方の一つです。
kuro隊員は池田町に来て早々にロゼロック普及委員の任を受けましたが、先日書いたブラボール記事のように、ちゃんと紹介していなかったので改めてご紹介。
ロゼロックとは何か?って話!
一応、以前に紹介記事書いてたけど↓
まだblogを書き始めて1か月くらいの頃ですねー!
我ながらまぁクソみたいな記事だこと。
リライトもするけど、今回ちゃんと書いて上書きしてしまおう...。
ロゼロックとは!
ロゼオンザロック
ロゼロック=町民用ロゼワインを氷入りのジョッキに注いで飲む、です。
町民用ロゼについては後述しますが、やはり町内限定版を使用するのがベスト...と言いたいところですが、町内限定版でも町外版でも中身は一緒なので、入手しやすい方でOKですよ。
十勝ワイン 町民用ロゼ ザ・いけだ 720ml×2本 [日本/ロゼワイン/辛口/ミディアムボディ/2本]
- 出版社/メーカー: 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所
- メディア: 食品&飲料
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たまーに赤でも白でもワインをオンザロックで飲む人もいますが、ロゼ&ジョッキというのが池田流です。
ジョッキも冷やしておくとなおよし!
味は?
謳い文句としてよく使われるのはスッキリ爽やか、爽快、シャープな酸味、などなど。
元々の町民用ロゼが酸味の強い辛口ワインなので、それを冷やした状態で飲むと、酸味が爽やかな口当たりへと進化します。
早い話が、飲みやすい味です。暑い日には特にキンキンに冷えてる上にスッキリとした酸味でどんどん飲み進めちゃう味。
普段からワインを飲まない人であれば、ワイン=赤ワイン=苦い&渋い、ってイメージが先行しがちだったりするかも知れません。特に若い人とか。
決してナイアガラ種のようにジュースのような甘みがあって飲み易いタイプではありませんが、苦い&渋いではないので、飲み易いタイプに分類してもいいような気がします。個人的にはね。
どんな料理に合う?
すごい省略してザックリ言うと、ロゼワインは製法も味も"赤と白の中間"と表されることもあります。赤ワインの原料の黒ブドウを白ワインの製法で作るようなイメージなので、味も見た目も必然的に"赤と白の中間"になるのです。
何が言いたいかと言うと、どんな料理にも合わせやすいのがロゼワインの特長でもあります。
これまたザックリ言うと、赤=肉料理、白=魚料理って聞いたことありませんかね?
ジューシーな脂を含んだステーキなんかだと、フレッシュな白ワインの味が負けてしまうから濃厚な赤ワインを、などの理由は色々あるそうですが、kuro隊員もあまり詳しくないので割愛するとして...。
ロゼワインのどんな料理にも合わせやすい、という特徴に違わず、むしろロゼロックはより万能で料理を選ばない飲み方です。
上に貼ったからあげ&ロゼロックのように、揚げ物だろうが焼き物だろうが、料理の油に勝つとか負けるとかではなく、口の中の油を酸味でスッキリさせてくれるって意味でよく合います。
逆にアッサリした味付けの料理には、アッサリ×スッキリの似たジャンルの味わいとしてもよく合います。
どんなマリアージュがあるかを探すのもワインの楽しみ方ですが、とりあえずロゼロックは万能!と覚えておいて下さいませ。
ちなみにマリアージュとはフランス語で"結婚"。料理とワインの相性を、結婚=夫婦の相性に例えた言葉です。
ロゼロックの歴史
町民用ロゼの歴史
ロゼロックの前に、まずは町民用ロゼの歴史から!
1967年に十勝ワインの販売を始めた池田町ですが、最初に町民用ロゼが登場するのは1973年。
"町民還元用ローゼ"という名称で、正真正銘、町民限定のワインだったようです。役場から各家庭に購入引換券的なものが送られてきて、それを提示しないと買えない仕組みだったとか。しかも1本(720ml)200円程度という価格はまさに町民還元。
まずは町民に親しんでもらおう、という意気を感じますねー。
奇跡的に1本だけ昔のロゼを発見!
現在では"還元"の文字は消え、価格も他のワインと比べて安い訳ではありませんが、今でも町内限定ラベルは健在。
↑以前のロゼロック普及フェアの写真ですが、よくこんなに空けたもんだ...。
ロゼロックの誕生
この辺は曖昧な部分もあるようですが...kuro隊員が見聞きしたことをまとめます。
そもそもロゼロックという飲み方は、池田町で生まれたものではありません。
1974年、東京の伊勢丹にオープンしたレストラン十勝にて、冷えたロゼをジョッキで飲むスタイルが誕生したようです。
色々と調べていたら当時を懐かしむ方の口コミを発見したので引用。
ワイン樽がテーブル、ワインは樽からプレッションで小ジョッキに注がれました町民還元用と書かれたそのロゼワインは辛口でフルーティーな若さに溢れたさっぱりしたもので、フランスから帰ったばかりの舌には新鮮な驚きと面白さを感じさせてくれました。
この口コミからわかるように、やはり当時はオンザロックでなかったようですねー。
それからいつどこでオンザロックで飲むようになったのか、また池田町に逆輸入して定着したのはいつ頃なのか定かではありませんが、ロゼロックの元となったスタイルの発祥は池田町ではなく東京です。
そして2013年頃から池田町観光協会によってロゼロックの普及が始まります。
昔から伝わる地元民の習慣なので、(語弊があるかも知れませんが)つい数年の間に流行りに乗っかって作り出されたB級グルメとは一味違います。
これは面白い地域資源だ!と感じ取った当時の事務局長の嗅覚はさすがだなぁと思います。
2016年、町民有志によるロゼロック普及委員会結成。kuro隊員も普及委員ですよ!
町内外での普及活動やチャリティイベント開催により、認知度の向上に一役買っている...と思いたい。
なお2018年6月は過去最大規模の普及フェアやりますよ!
同時進行で記事書いてますので完成次第リンク貼ります。
kuro隊員の普及活動
地味に色んなところでロゼロックの普及に努めています。
下川町の森ジャムには2017年にロゼロック普及委員会名義で出店!
なお2018年も出店が決定しております。
道北の方は下川町にロゼロック飲みに来てー!ブラボールもあるしぶどうサイダーもあるよー!
地域おこし協力隊関係の研修会なんかには、手土産として町民用ロゼを持参します。
何の使命感か知らんけど、もちろん自腹です...。
我ながら普及委員の鏡だよなと自分を励ましチマチマと普及しております。
標津でも売ってますよ!
今年もドリンクやらせてもらえるかなぁ。
池田町最大のイベント、秋のワイン祭りでも!
会場内ではロゼ飲み放題なので、ロゼロックの販売ではなく氷の無料配布という形で普及活動。セルフでロゼロックにして飲んでね、ってスタイルです。
そろそろ飲みたくなってきたでしょ?
1本からでもネットで購入できますが、せっかくなので池田町ふるさと納税で12本GETしましょう!
最後に
今後も歴史やエピソードを発見次第、追記していきますが、とりあえず改めて紹介記事ができたので自己満足。
今までワインに縁が無かった人も、今年の夏はロゼロックで乾杯しましょう!!
ついでに町内限定ラベルをGETするために池田町に遊びに来ましょう!!
ではまた(^_^)/~
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