こんにちは。
北海道池田町"元"地域おこし協力隊、現在は池田町議会議員のkuro隊員です。
岩めっちゃ楽しいぞ
つい先日、3回目の外岩に行ってきたのだけど。
— kuro隊員 (@kuro_ikdcok) 2019年9月21日
3回目にして初めて、岩の魅力がわかったというかなんというか。
いや過去2回も楽しかったんだけどね。
この岩かっこいいなーと思って、登ってみたらすっげぇ楽しかったのよ。 pic.twitter.com/Atm6Sq8j05
今回の記事は↑のtweetの通りです。
外岩(ニニウ)めっちゃ楽しかったです。
外岩の魅力に気づいたよって話!
岩を知りたい
恥ずかしながら、わたくしkuro隊員ときたら
とんだ未熟者
でして。
RED POINTの代表(通称:会長)を務めているくせに、外岩経験がたったの3回しかありませんで。
2018年あたりは"もっと強くなってからじゃないと楽しめなさそう"という思い込みから、あんまり外岩に対して積極的じゃなかったんですね。
一方では今後もジムを運営していくにあたって、自分自身がクライミング全般にもっと精通せねば、と考えたりしております。
kuro隊員が一人のクライマーとしてもっと強くなるのもその一環ですが。
参考:TNFC2020で惜敗するまでにやったこと③~REDPOINT運営記Vol77~
少々強くなったところで
外岩を知らない
というのは
いかがなもんか
と思いまして。
”インドアだけじゃクライミングの真髄に迫れないのではないか..."という妙に意識高めな理由により、2019年5月に外岩デビューしてまいりました。
デビューについても運営記に書くつもりだったんですがサボっていました。
なおデビューは5月の積丹、2回目は8月の増毛(海岸)、3回目が9月のニニウです。
積丹も増毛ももちろん楽しかったんですけどね、
ドハマり
しそうって予感はまだなくて。
外岩の魅力に気づいた今なら積丹も増毛も、その地に立った時のテンションが変わってくるように思いますねぇ。
で。
そんな
にわか外岩好き
なわたくしkuro隊員が、外岩の何がそんなに面白いかをボチボチ語らせていただきます。
外岩の魅力
課題を探すところからスタート
まず第一に。
kuro隊員のようなド素人が一人で岩に行っても、
課題どれ?
ってなります。
そもそもボルダー(登れる岩のこと)がどこにあるのか、どうやってアプローチするのか、そしてどれが課題のルートか
全然わからん
のですよ、ホントに。
一応、トポと呼ばれる岩場のガイドブック的なものは存在するのですが。
既に流通していなかったり、情報が古いものだったり、なかなかにわかクライマーが入手・閲覧するのは難しい代物でして。
kuro隊員の場合は、外岩をガイドしてくれた先輩クライマーさんからいただいたり見せてもらえたのでラッキーです。
一応、ちゃんと製本されているものも販売されています。
フリークライミング日本100岩場1 北海道・東北 増補改訂版【電子書籍】[ 北山 真 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > スポーツ > その他
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 1,728円
早速購入してみたら、お目当てのニニウエリアの情報は
載っていませんでした笑
1700円くらいしたのに笑
なお占冠村の道の駅や青厳峡の管理棟(?)でトポを閲覧できる、という書かれたサイトを発見しましたが...。
更新が2013年なので、今はどうなんでしょうね。
そのうち確認してみます。
で。
トポがあったとしても、いざ現地に行ってみると
どれがどの岩?
とか
スタートホールドどこ?
のように迷います。
課題によっては"このラインを直登"とか"このガバは使用禁止"とか、制限がある場合もあるのです。
なので。
その岩に詳しい人がいないと、どうも不安ですよね。
この課題サクッと落とせたけど正しいルートで登ったんだろうか、とか考えちゃうと、すっきりしないですね。
っていうか。
詳しい人がいたって
雨降ったら終了
ですしね。
そもそも天気にも左右されまくるのですよ...。
で。
いろいろ、不便というか悪い点みたいなことばかり書いていますが、決してネガティブな意味じゃないんですよ。
それらも含めて
楽しいよ
って話なんです。
こんなにも情報が少ない中で、自分のグレードに合った課題を見つけ出して挑む訳ですよ。
そんな
宝探しみたいな遊び
ってすげぇ楽しくないっすか。
不便さも含めて楽しいんです。
恐怖との戦い
続いての理由も、一見ネガティブに聞こえるかも知れませんが...。
外岩を登るのって
めっちゃ怖い
んですよ。
ホントに。
kuro隊員がチキン慣れていないだけってのもあるでしょうけどね、怖いです。
ジムと違って厚いマットがある訳じゃないし、岩によってはけっこうな高さもあるし、ゴールするにはマントリングが必須だし、と。
"ゥオラッ!"とダイナミックなムーブを打てばとれそうな一手でも、落下の恐怖が襲ってきて打てません。
高度が上がるほど、すぐ先に次のホールドがあるのに、保持しているホールドから手が離せません。
動画で見返してみたら
めっちゃ腰ひけてたり
腕が縮こまってたり
します。
普通にダサいです。
RED POINTのスタッフとして、初心者のお客さんに対して"腕曲げるな"だとか"腰の位置が悪い"とか偉そうに言っているクセに、です。
自分がおもいっきり腕曲げて腰ひけてるんだから
お粗末な話
ったらありゃしないですよ。
ただまぁ恐怖というのは"落ちたくない(ケガしたくない)"というものなので。
そうならないため=落ちないために
真剣にオブザベ
します。
足の位置や保持する位置なんかも細かく考えます。
"ジムでもそれくらい真剣にオブザベしろや"って自分に言いたくなると思います。
恐怖感はなかなか拭えませんが、それゆえに深くオブザベするのも楽しい点の一つ...というかためになる点ですかね。
イベント的な楽しさ
これは外岩そのものの魅力とはちょっと外れてきますが。
単純に
一つのイベント
として楽しいです。
目的の岩場が遠方にあったり、2日連続でトライする場合なんかは宿泊しなければならない訳です。
車中泊だったりキャンプだったり、方法はその時々でさまざまでしょうが、打ち上げ的なBBQやら飲み会やらがあれば、普通にアウトドア的イベントとして成立するのですよ。
そもそも外岩を登るという共通の目的のもとに集まった人同士、話が弾まない訳がないんです。
付き合いの飲み会が嫌いなkuro隊員でも尻尾振って参加してるのだから、楽しいってことは保証します。
以上!
にわか外岩好きによる魅力語りでした!
※閲覧注意※動画
はじめに
閲覧注意って、R指定が入るような意味ではなくてですね。
外岩クライマー(という呼称が正しいかはわからん)のみなさまは
オンサイト
を非常に大事にしている、と思います。
前情報を得ずに、初登者と同条件下での完登にこそ価値がある、という感じでしょうか。
kuro隊員もそれには賛同できるので、以下に動画を3本だけ貼りますが、今後ニニウで"オンサイトトライしたい!"って人は見ないことをオススメします。
そんな意味での閲覧注意でした。
ではどうぞ。
1本目:アマリロ(?)
雨で濡れている岩が多い中、もっとも早く触れそうだった課題...なんですが。
トポを確認していないので、課題名が合っているかどうかは怪しいです。
間違っていたら訂正しますー。
2本目:石川フェイス
【2019外岩】石川フェイス(6B/神の魚ボルダー)@ニニウ
けっこうな本数を打ってどうにか落とせた石川フェイス。
この直前のトライでは、ビビッてゴール前のガバに手が出なかったことを付け加えておきましょう。
3本目:神の魚
【2019外岩】神の魚(6c+ 7a/神の魚ボルダー)@ニニウ
キャンパスタートでトラバース、その後は石川フェイスに合流するルート。
これもまぁまぁ本数打って、結局落とせずじまいでした...。
足どうしようとオロオロしているのが見所ですね(くやしい)。
以上!
あいにくの天候で、ちゃんと触れた課題は3本だけでした!
最後に
ということで、わたくしkuro隊員。
外岩に
ドハマり
した次第です。
もっと回数を重ねたいところですが、岩にばかり通ってジム運営に支障が出ないよう気を付けます笑
岩場でのマナーなんかもしっかり教えてもらいながら励みます。
ではまた(^O^)/