こんにちは。
北海道池田町地域おこし協力隊、方針模索中のkuro隊員です。
「ブログ飯」無料公開
「ブログ飯って何の事?」と思わる方もいるでしょう。kuro隊員も数か月前までは知りませんでした。言葉だけは耳にした事があり「ブログ読みながら飯食う人の事かな?」なんて思ってましたね。バカ丸出しですな。
実際には書籍です。という訳でご紹介。
ブログ飯とは
お笑い芸人「笑い飯」に由来
ブログ飯とは染谷昌利氏の著書名。ブログの収入で飯を食っていく=生活していく事を指すそうです。
その言葉の由来は、お笑い芸人の「笑い飯」だとか。が、笑い飯のネタも顔も知らない男、kuro隊員。聞いたことくらいはありますが、最近のお笑い事情全然知らないなぁ。
ブログ飯の可能性
もしも家族や友人が「ブログで生活していく!」なんて言い出したら、みなさんどう思うでしょうか?
kuro隊員なら「いーじゃん面白そうじゃんやっちゃえやっちゃえ!」と他人事感全開で背中を勢いよく押してしまいますが、普通は止めますよね。夢見てないで働けよ、と。
それがごく一般的な意見だと思います。
kuro隊員も当ブログをはじめとしていくつかのブログ運営を計画していますが(平成29年5月時点で3件あったりする)、別にそれで生活していこうなんて思っちゃいません。あくまで収入の一部程度、収入割合で言えば10%に達すれば上出来というレベルが目標です。
ブログを主たる収入とするには色々と不安要素が多いし、そのために費やす時間と労力が少なくないのも事実。他にやりたい事があればブログだけに注力するのは難しい。
しかし現実、ブログ飯できている人がいるのも事実。目指す所は違えど、何かしら参考になる事があるはずだ!と思い、早速無料公開中のブログ飯を読んでみました。
ブログ飯感想
著者について
染谷昌利氏は1975年生まれの埼玉県出身。家族構成は妻と子と猫。
大学卒業後、3社で12年間のサラリーマン生活の後に専業ブロガーへ。現在は書籍の執筆やブログアドバイザー、講演活動も行っているようです。
サラリーマン時代からブログ運営はしていたが収入はお小遣い程度。最後に勤務していた企業がリーマンショック後の不況が響き、独立を選んだとの事。
決してIT系ではなくブログに必要な知識は独学で学んだ点が共感を持てます。
家族の理解
染谷氏がサラリーマン生活に見切りをつけ、ブログを専業とする決断をした際には家族(妻)の理解があったそうです。
とりあえず会社に残れば安定した給料は手にできるが、早期退職者のしわ寄せで業務過多は必至、転職するにしても転職先の企業が安定しているとは限らない等々、様々な要素を検討した上で独立を選んだ染谷氏。
早期退職による割増の退職金や、会社都合退職による失業手当の即時給付も判断材料にはあったかも知れませんが、家族の理解は大きいと思います。
人生において大きな割合を占める仕事の決断。kuro隊員のように独身であれば「俺移住して協力隊になるわ!よろしく!」と気軽に言えますが。
1か月で50記事
染谷氏が退職後に作成したブログサイトの更新数。kuro隊員も1か月50記事を目指していた時期がありましたが未達成に終わりましたよ。
あるブログは順調にPV数を伸ばすも収益は1日数百円程で頭打ちとなり、家族を養うにはほど遠い金額。
なかなか大きな収益を生むブログが生まれず、多数のアフィリエイトブログを立ち上げるも当初の計画程数字は伸びず、結局サラリーマン時代と同じくらいの時間は机に向かってブログを書いていたようです。
量より質or質より量の議論は様々な場面で発生しますが、結論から言えば「量&質」がベストなのは当たり前。それでも新しい事を始めた際には、量を積み重ねなければわかり得ない事が多いと感じます。質はその後でも向上できる、と信じたい。
読まれるネタは何か?をキャッチする
サラリーマン退職から1年後に転機が訪れます。
2010年当時はスマホ黎明期。Xperiaの解説ブログでようやく家族を養える分の収入が発生したそうです。
既に退職金や貯金も底を尽きかけていた状況から、見事に浮上する糸口を掴んだ染谷氏。galaxy等、他の機種でも水平展開する事でブログ飯の基盤を確立したようです。
ドラマティックこの上無いですね。
しかしここに至るまでに多くのブログを立ち上げては予想を超えられずに試行錯誤してきたからこそ、情報をキャッチして発信する事ができたのだと思います。最初からヒットするネタをスムーズにブログで発信して収益化、なんて簡単にできれば誰も苦労しません。特にkuro隊員のように素人なら尚更。
専門用語は使わない
ブログ飯の中で、いくつかブログを書く際の注意点が挙げられています。
その一つが専門用語を使わない事。家族や友人に説明するように書くという事。
日常生活においても横文字や専門用語を連発する人はどこか高圧的に見えたりしませんか?俺は物知りなんだぜ、的な。
逆に専門的な事をわかりやすく説明してくれる人には好感が持てますよね?
あくまで万人受けを狙うか、専門的な分野で突出するか、狙うべき目標に左右される部分ではありますが注意したい点ですね。
開設直後はアクセス数を気にしない
これは激しく同感。最初のアクセス数なんて見ても絶望するだけ。
「誰かが読んでくれている」という喜びは自己承認欲求にも繋がりブログ継続の大きな支えとなりますが、その逆もまた然り。
「3人しかアクセス無いからもういいや」となるのもごく当たり前。というか素人がやる事ならそれが普通。
ちなみに当ブログを開設した2016年11月のアクセス数は「23」。なんと1日1件以下(自分のアクセス含む)。もう恥ずかしくて「ブログ書いてるぜ!」なんて言えないですよね。
そんな当ブログも開設から早半年。まだまだ目標には足りませんが、1週間更新をサボってもしなくても1日50件程のアクセスがあります。まだまだ、ですがね。
一つのカテゴリに安住しない
いわゆる「オネェ」を例に出してます。
オネェ+映画評論家
オネェ+料理研究家
オネェ+ダンサー
等々。
よっぽど専門的な業種を除き、一つの専門分野だけでは食っていけない、という事かと思います。確かにそうかも知れない。
地域おこし協力隊自体がニッチな業界だけど、そこに+地方創生や+6次産業化とか+ボルダリングとか絡める事ができればより注目が集まるのは何となくわかる。
ロングテールSEOにも繋がるものがある。きっとそういう事...だよね?
最後に
63ページまで読み進めた所で何故か続きが読めなくなってしまったため、書評はここでまでです。この先が気になるので買ってしまおうかとも思います。続きが気になる人はリンクを貼っておくので無料公開中にどうぞ(アフィリエイトじゃないからね!)。
情報発信担当としてブログやSNSを更新している協力隊員も少なからずいるでしょう。
kuro隊員ごときが偉そうに言う事ではないですが、「その情報発信の目的は何か?」を常に考えておくべきだと思います。収益化でも何でも、目指す所があると無いではアプローチが違うので。
ではまた(^O^)/