"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

マンスリー課題を導入してわかったこと~REDPOINT運営記Vol95~

こんにちは。

"メンドイから自炊をしない"と決めてもうじき1年が経ちますが、そろそろ得意のナポリタンを作りたくてウズウズしているkuro隊員です。

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トライ&エラーは続く...

みなさまご存知かどうかわかりませんが。

わたくしkuro隊員、自らを複業マンと名乗って、いろいろな仕事をしております。

 

その中の一つとしまして。

なんのノウハウもなく、なんの将来性もなくスタートしたボルダリングジム、REDPOINTの代表なんかをやっております。

redpoint-ikeda.com

 

試験的にやってみたマンスリー課題からわかったことについての話!

 

前回の運営記はコチラ↓

www.kuroroman.com

 

マンスリー課題

2019年6月より導入したマンスリー課題。

月によって本数や難易度、そしてお客さんからの評価にバラつきはありますが、やってよかったなと思います。

redpoint-ikeda.com

 

マンスリー課題を始めたそもそものきっかけとして。

常連のお客さんから"REDPOINTではマンスリーやんないんですかー?"的な質問をされたことが発端です。

 

ちょうど機会があって、札幌のシグナルというジムでマンスリー課題を楽しく登ったkuro隊員も、その案を検討しているところだったんです。

www.kuroroman.com

 

"ウチ(REDPOINT)は壁の数も少ないし、課題傾向も偏りがちだから、お客さんに飽きられないなにかが必要だなぁ"と。

そんな理由で始めてみた次第なんですね。

 

今のkuro隊員の強さで、"果たしてどれだけお客さんを楽しませる課題を作れるか"という不安はめちゃくちゃありました。

"マンスリー課題ショボすぎw"と言われることを覚悟で"とりあえずやってみようじゃねぇか!"とね、腹を括ったわけですよ。

 

やってみてよかったこと

これはシンプルに言って

いろんな課題に触る機会

が増えた、ってとこでしょうかね。

 

1か月限定の課題なので

とりあえず全部触ってみっかな

って感じでトライしてもらえるんですね。

 

で、ちょっとでも落とせそうならガンガン撃ちこんでくれるんです。

なんせ猶予は1か月しかないのでね。

 

テープ課題では"このグレードはまだ早いから触らんでおこ(どうせしばらく残るし)"みたいになりがちな傾向を、ちょっとは矛先変えられたかなぁ、とね。

 

 

で。

もう一つよかったこととしては。

 

kuro隊員自身が

もっといろんな課題を知りたい

と思えるようになったこと、ですかね。

 

普段セットしているテープ課題(常時あるヤツね)は、できるだけ多くの人が落とせることを念頭にセットしています。

"どこがよ!"ってツッコミは甘んじて受け入れます...

 

言ってみればテープ課題ってジムの顔みたいなもんじゃないっすか。

"あぁ、このジムはこんな感じのグレード感なのね"とか"セッターはこういう傾向なのね"ってのが浮き彫りになるものだと思うんですね。

 

だからこそ慎重...ではないけど、ちょっとはカッコつけたい訳ですよ。

"このジムは初心者から上級者まで、幅広く考えているんだな"って思われたいんです。

正直言ってね。

 

ただね、マンスリー課題って。

その名の通り

1か月で消えちゃう

んですよ。

良い課題でも悪い課題でもね。

 

つまりは

少々尖った課題

もセットしちゃえるんです。

"いやこのムーブはムチャだろw"みたいな課題も"いやーマンスリーだからさw"ってノリで突っぱねることが可能なのですw

ヒデー代表者だな

 

そうなるとやはり。

セットする立場としては、いろいろなバリエーションを知りたくなるわけです。

"え、こんなムーブありなの?"みたいな感じでね。

 

万人に対して可能性がある課題

はもちろん必要なんですが、

これ尖ってんなぁw

って課題も躊躇なく採用できるようになったのが、マンスリー課題のいいところですね。

 

やってみてダメだったこと

これはアレですね。

まず単刀直入に言わせてもらうと

セットがツライ

ってことですかねw

ホントに個人的な意見で恐縮なんですけどもw

 

翌月のマンスリー課題をセットするために、けっこう連登するんですよ。

月末は5連登くらいも当たり前だったり...ね。

 

その辺は、仮にも仕事としてREDPOINTの代表を務めている身としては当然なんですけども。

kuro隊員の現時点での実力=強さにとっては

若干ツライ

ってのは正直あります。

"そんなにポンポン2~3級セットできるか"ってね。

 

...ま、それはいいとして。

 

 

もう1点のデメリットとしては

テープ課題を触らなくなる

という点ですね。

もう如実にその傾向がありますねw

 

いや、別にいいんですよ。

登りに来て、どの課題にトライしようがいいんですよ。

一生懸命撃ち込んでくれることが嬉しいし、もっと言えば来てくれるだけでも嬉しいんです。

ジムやってる立場からすればね。

 

ただまぁね。

やっぱりマンスリー課題は少々尖っていても採用、というスタンスなのでね。

基本的...というか"このグレードならこのムーブをできるようになってほしい"みたいな意図を込めたテープ課題も、やっぱり無視してほしくないなぁ、というか。

 

難しいっす、ホント。

みんなに強くなってほしいと心底思ってはいるけど、課題セットを通じて道を示すことができるようになりたいと、改めて思いますねぇ...。

 

以上!

 

最後に

まぁなんだかんだ書いてきましたが。

とにかくボルダリングは

楽しめてナンボ

だとも思っています。

 

強くなりたいと楽しみたいという対極にあるような感情、どちらも満足してもらうためにはまだまだ技量の足りないkuro隊員ではありますが。

そんな方向を向いてマンスリー課題やテープ課題セットを心掛けているよ、って話でした。

 

今日も強くなりましょう。

 

ではまた(^O^)/