こんにちは。
"メンドイから自炊をしない"と決めてもうじき1年が経ちますが、そろそろ得意のナポリタンを作りたくてウズウズしているkuro隊員です。
トライ&エラーは続く...
みなさまご存知かどうかわかりませんが。
わたくしkuro隊員、自らを複業マンと名乗って、いろいろな仕事をしております。
その中の一つとしまして。
なんのノウハウもなく、なんの将来性もなくスタートしたボルダリングジム、REDPOINTの代表なんかをやっております。
試験的にやってみたマンスリー課題からわかったことについての話!
前回の運営記はコチラ↓
マンスリー課題
2019年6月より導入したマンスリー課題。
月によって本数や難易度、そしてお客さんからの評価にバラつきはありますが、やってよかったなと思います。
マンスリー課題を始めたそもそものきっかけとして。
常連のお客さんから"REDPOINTではマンスリーやんないんですかー?"的な質問をされたことが発端です。
ちょうど機会があって、札幌のシグナルというジムでマンスリー課題を楽しく登ったkuro隊員も、その案を検討しているところだったんです。
"ウチ(REDPOINT)は壁の数も少ないし、課題傾向も偏りがちだから、お客さんに飽きられないなにかが必要だなぁ"と。
そんな理由で始めてみた次第なんですね。
今のkuro隊員の強さで、"果たしてどれだけお客さんを楽しませる課題を作れるか"という不安はめちゃくちゃありました。
"マンスリー課題ショボすぎw"と言われることを覚悟で"とりあえずやってみようじゃねぇか!"とね、腹を括ったわけですよ。
やってみてよかったこと
これはシンプルに言って
いろんな課題に触る機会
が増えた、ってとこでしょうかね。
1か月限定の課題なので
とりあえず全部触ってみっかな
って感じでトライしてもらえるんですね。
で、ちょっとでも落とせそうならガンガン撃ちこんでくれるんです。
なんせ猶予は1か月しかないのでね。
テープ課題では"このグレードはまだ早いから触らんでおこ(どうせしばらく残るし)"みたいになりがちな傾向を、ちょっとは矛先変えられたかなぁ、とね。
で。
もう一つよかったこととしては。
kuro隊員自身が
もっといろんな課題を知りたい
と思えるようになったこと、ですかね。
普段セットしているテープ課題(常時あるヤツね)は、できるだけ多くの人が落とせることを念頭にセットしています。
"どこがよ!"ってツッコミは甘んじて受け入れます...
言ってみればテープ課題ってジムの顔みたいなもんじゃないっすか。
"あぁ、このジムはこんな感じのグレード感なのね"とか"セッターはこういう傾向なのね"ってのが浮き彫りになるものだと思うんですね。
だからこそ慎重...ではないけど、ちょっとはカッコつけたい訳ですよ。
"このジムは初心者から上級者まで、幅広く考えているんだな"って思われたいんです。
正直言ってね。
ただね、マンスリー課題って。
その名の通り
1か月で消えちゃう
んですよ。
良い課題でも悪い課題でもね。
つまりは
少々尖った課題
もセットしちゃえるんです。
"いやこのムーブはムチャだろw"みたいな課題も"いやーマンスリーだからさw"ってノリで突っぱねることが可能なのですw
ヒデー代表者だな
そうなるとやはり。
セットする立場としては、いろいろなバリエーションを知りたくなるわけです。
"え、こんなムーブありなの?"みたいな感じでね。
万人に対して可能性がある課題
はもちろん必要なんですが、
これ尖ってんなぁw
って課題も躊躇なく採用できるようになったのが、マンスリー課題のいいところですね。
やってみてダメだったこと
これはアレですね。
まず単刀直入に言わせてもらうと
セットがツライ
ってことですかねw
ホントに個人的な意見で恐縮なんですけどもw
翌月のマンスリー課題をセットするために、けっこう連登するんですよ。
月末は5連登くらいも当たり前だったり...ね。
その辺は、仮にも仕事としてREDPOINTの代表を務めている身としては当然なんですけども。
kuro隊員の現時点での実力=強さにとっては
若干ツライ
ってのは正直あります。
"そんなにポンポン2~3級セットできるか"ってね。
...ま、それはいいとして。
もう1点のデメリットとしては
テープ課題を触らなくなる
という点ですね。
もう如実にその傾向がありますねw
いや、別にいいんですよ。
登りに来て、どの課題にトライしようがいいんですよ。
一生懸命撃ち込んでくれることが嬉しいし、もっと言えば来てくれるだけでも嬉しいんです。
ジムやってる立場からすればね。
ただまぁね。
やっぱりマンスリー課題は少々尖っていても採用、というスタンスなのでね。
基本的...というか"このグレードならこのムーブをできるようになってほしい"みたいな意図を込めたテープ課題も、やっぱり無視してほしくないなぁ、というか。
難しいっす、ホント。
みんなに強くなってほしいと心底思ってはいるけど、課題セットを通じて道を示すことができるようになりたいと、改めて思いますねぇ...。
以上!
最後に
まぁなんだかんだ書いてきましたが。
とにかくボルダリングは
楽しめてナンボ
だとも思っています。
強くなりたいと楽しみたいという対極にあるような感情、どちらも満足してもらうためにはまだまだ技量の足りないkuro隊員ではありますが。
そんな方向を向いてマンスリー課題やテープ課題セットを心掛けているよ、って話でした。
今日も強くなりましょう。
ではまた(^O^)/