"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

”現役”地域おこし協力隊のFAQ Vol2~協力隊の勤務開始前後編~

こんにちは。

北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、残り任期は4か月のkuro隊員です。

f:id:kuroroman:20181205135041j:plain

ふざけてません

よくある質問まとめVol2

スラスラ書けるセルフFAQシリーズ!

残りわずかな任期の間、"現役"という立場・目線でできることの一つとして、書けるだけ書いていきます。

情報発信している協力隊員は多いけど、その中でもkuro隊員の情報は適当すぎて参考にならないかも知れないので、読み流す程度にすることを強くオススメいたします。

協力隊となってから今までに受けた質問の数々は、概ね他の地域でもよく受ける質問なのではないかと思います。が、回答はkuro隊員の本音であって、模範解答ではございません。

 

正直かつ真剣によくある質問をまとめるよって話!

前回の協力隊になるまで編はコチラ↓

www.kuroroman.com

 

協力隊着任まで編

Q11:採用~着任まではどんなスケジュールだったの?

細かい部分は記憶がアレですが...覚えている範囲で応募~採用までを並べると、

  • 1月上旬~中旬?:応募(履歴書やレポート提出)
  • 1月下旬~2月上旬?:書類選考通過&面接日程の連絡
  • 2月14日:面接(バレンタインデーだったことを覚えている)
  • 2月23日:採用決定(メール残ってた)
  • 3月上旬:書類提出(誓約書、年金番号、免許証etc)
  • 3月15日~3月31日:引っ越し期間(3月中に住民票を移す)
  • 4月1日:勤務開始

※全て2016年

こんな感じでしたかね...応募時期はかなり曖昧です。

過去のFacebookアクティビティを見返すと、1月15日くらいに池田町観光協会などのFacebookページに「いいね!」しているので、その時には情報収集を始めていたんじゃないかと...。

面接日は2月14日or21日のどちらかを選べました。その連絡が来たのが2月に入ってからだったので、無理言って仕事のシフトを変更してもらった記憶があります。

あとはメールやファイルに日付が残っていたので、ほぼ正確です。

 

新年度から勤務開始の場合はそんなスケジュールでしたね。参考になれば。

 

Q12:引っ越しに補助は出るの?

池田町は出ませんが、自治体によっては支給されるところもあります。

ただし上限が数万円まで、という程度なので、支給額だけで賄えるとは思わない方がいいでしょうね。よほど居住地と勤務地が近くて、かつ荷物が超少ないって人でもない限りは。

なおkuro隊員はリゾバ時代の2年弱、車1台に積めるだけの荷物しか持っていなかったので、池田町に赴任する時も引っ越し費用は実質ゼロでした。移動分のガソリン代だけ。

あの頃は身軽でよかったなぁ...とたまに思います。

www.kuroroman.com

 

 

Q13:着任までになんか準備しといた方がいいものってある?

一応1年前にそんな記事を書いていましたが、それとはかぶらないようなことを言うと。

 

用意された住宅への入居時期にもよりますが、勤務開始までには必要な家具家電・生活用品を揃えるべきでしょうね。どの仕事もスタート時期はなにかと慌ただしいだろうから、身体を休ませる自宅に不便・ストレスが多いと余計疲れるじゃないですか。

なお生活用品一式を持ち込む人には関係ありませんが、"今まで実家暮らしだったので引っ越してから買います!"って人は、多少割高かも知れませんが

着任先のお店で買うべき!

と、オススメしておきます。家電量販店じゃなくて個人商店ね。

kuro隊員はその辺に気を回せずにヤ〇ダ電機で家電一式買ってしまいましたが、そういえば町内で買っておけば自己紹介もできてよかったのに...と後に気付きました。

なんでもかんでも着任地で買えばいいって訳でもないのですが、お金を落とすことで良い第一印象を得られるなら安いもんじゃないかと。

 

あとはまぁ木下氏の本を読んでおくことですかね笑

ついでに新刊も↓

当り前ですが、書かれていること全てが自分にとって役立つとは限りません。きちんと目の前の状況において必要な知識を引き出せるよう、事例のストックはしておきましょう。

 

活動開始編

Q14:協力隊に着任したての頃はどんな感じ?

とりあえずオリエンテーション的な時間、挨拶回りが1週間以上はあったかと思います。

オリエンテーションでは役場の嘱託職員としてのコンプライアンスや協力隊活動のルール説明。

挨拶回りでは役場関係組織から、商工会、観光協会、企業、福祉施設etc...だいたいの主要施設を回る感じでした。

他の自治体と比べても、導入はけっこう手厚くしてもらったと思いますよ。kuro隊員の代は5名同時採用だったからかも知れませんが、その辺はありがたかったですね~。

 

Q15:配属や業務は?

役場の産業振興課商工観光係配属の町おこし推進員、です。

所属の係は読んで字の如く"商工""観光"そして"移住"に関する部署ですね。

で、与えられた業務はと言うと、

あまり無かった

と思います。

まずは道内自治体の移住体験住宅の比較表みたいなものを作るため、そのデータ収集をしていたような気がします。雑務。

その後は...なにしてたっけな笑 6月のイベント準備なんかを手伝い始めたような気がします。

与えられた業務とは別に、協力隊Facebookページの立ち上げやSNSの運営については個人的に進めていたかなぁ。

 

Q16:業務外の時間はなにしてたの?

昼休みは着任の挨拶のため、できるだけ町内の飲食店を回るようにしましたね。夜は歓迎会や地域の団体などの会合に顔出したり。おかげで4月の家計簿は真っ赤でした笑

あとは観光協会に話を聞きに行ったりしていました。イベント出店の手伝いをしたいって申し出たり、ロゼロックの普及やってくれと頼まれたり。いきなり浦河町のイベントに連れて行ってもらえたのは嬉しかったですねぇ。

休日は町内外をウロウロしてましたね。池田町とその周辺の地理やお店を知ろうと思って。

他には個人のSNSをちゃんと始めようと思って、ちょいちょいFacebookを更新するようにしてました。Twitterやインスタも同時にやればもっといいのに。

肝心の副業的なことはまだ何もしてなかったですね。意識の低い当時の自分に"さっさとblog書け!収益伸びなくて苦労するから!"と言いたいですよ笑

 

Q17:町民の反応はどうだった?

概ね良かった...とは思いますが、どうなんでしょうね。

"わざわざこんな田舎に何しに来たのw"とか"よく来てくれたねぇ!期待してるよ!"とか。"ヨソモノが何の用だ"みたいなリアクションは無かったような気がします。kuro隊員が気づいていなかっただけかも知れませんが。鈍感力大事。

 

Q18:その頃の心境・町への印象は?

"とりあえず何でもやってみます"が1年目の行動指針として言って回ってたので、それを貫くためにできるだけフラットでいようと思っていました。

1か月もしない内にどこにどんな歪みや地雷が潜んでいるかの情報が少しずつ集まってきましたが、まずはその事情を知らないフリしてみよう、と。ヨソモノらしく空気読まない感じ。

人から聞いただけの情報で、自分の活動を狭めてしまわないように...と言うんでしょうかね。"あの人とは深く関わらないほうがいいよ"という噂を聞いても、そこに個人的な感情が多く含まれていれば参考にはならないので...自分で確かめるために会いに行って、激しい口論になったこともあります笑

 

町への印象も同様ですかね。悪い話を耳にしても、自分が実際に"ダメだこりゃ"と感じるまでは、できるだけフラットを維持しようと思っていたので、言葉にまとめられるような印象は持っていなかったです。

ただとりあえず、

ワインめっちゃ飲むね

って印象は強く抱きました笑

さすが十勝ワインの町!

 

活動計画とかその他編 

Q19:着任当初のビジョンは?

上にもチラッと書きましたが、1年目はとりあえず"なんでもやる"でした。秀でたスキルもなければビジョンもなかったですよ。いや今も大して変わらんけどさ。

町のことにできるだけ広く浅くでもいいから関わって、その中から自分がやりたい!と思うことを進めていけばいいかな、くらいに思っていました。

 

よくね、協力隊を受け入れる役場側にビジョンが無いって批判が叫ばれることがありますが、

ビジョン持ってない隊員も多いよ

と、個人的には思っています。ビジョン持っていなかったkuro隊員が言うんだから間違いなし。

役場にビジョンがないから何もできない、というのも事実あるんでしょうけど、ないなら自由に何か好きなことすればいいんじゃないですかね。それすら許されないなら他の町に行くなり他の仕事するなり、難しく考えずに行動するだけ、です。

協力隊として失敗したことはずるずる引きずっても仕方ないので、他に楽しい道を探せばいいじゃないっすか。

 

なお着任当初って訳ではないですが、着任1か月後くらいには"ゲストハウス作りたいなぁ"って考え始めました。

その後すぐに天売島まで視察に行ったりと一応のビジョンはできたのですが...当記事を書いている2018年12月現在、全然進捗がありません!笑

 

kuro隊員の場合は単に力不足なのでアレですが、ビジョンがあってもなくても上手くいかないこともあるんですよ、と雑にまとめます。

"活動方針が定まってないので、町の人に聞かれたらどうしよう..."なんて悩む必要はないです。"まだよくわからないので何でもやります!"って答えればいいんですから。

あ、言った以上は何でもやって下さいね!

 

Q20:メンター的な人はいた?

最初はメンターどころか、面接の時に会った役場職員さんくらいしか知っている人はいませんでしたよ。あとは協力隊員の5名。

元々あんまり相談相手や遊び友達を欲しがる方じゃないので、メンターも必要と感じなかったと言うか...。自称プロぼっち。

幸いなことにkuro隊員の場合は、商工会と観光協会に事あるたびに声をかけてもらっていたので、自然と人付き合いは増えていきました。

後から考えると、両会の中心となる職員さんたちがメンター的な役割を務めてくれていたんだなぁとしみじみ思います。なお異動や退職により、2018年度はその誰もがいなくなりました笑

 

はい、結論はメンターとか伝手がなくてもどうにかなります。が、いたらとってもありがたい、です。

 

 

以上、10問でまた一区切りしますー。

 

最後に

はい、今回もスラスラいけました。

需要あるのかなど構わずに書いてますが、前回の記事がリツイートされててちょっと嬉しかったりしています。もっとして!!

 

次のテーマはなにかなぁ...。

ボルダリングかblogか...それとも全然決まっていない任期後の話かなぁ...。

 

ではまた(^_^)/~