こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、残り任期は半年のkuro隊員です。
自治体選びを間違えないよう注意
予め断っておきますが、独断と偏見、無責任な協力隊募集情報の紹介です。
うわっつらの募集情報だけでは町の実情までわからないので、応募前に独自にリサーチするのはもう大前提として...。
副業の可否、勤務時間などの募集条件からなんとなく読み取れる"活動のしやすさ"を判断基準として、勝手に紹介します。
もう一度言っておきますが、
独断と偏見
の紹介なので、鵜呑みにし過ぎないように注意!
参考までに5月版はコチラ↓
募集総数33件!
時期的な要因なのかは不明ですが、前回の56件(5月)と比べるとかなり減りましたね。
全部内容を見なければならないkuro隊員にとってはありがたいけど、募集件数の減少=北海道へ面白い人材を招きづらい、なのでもっとガンガン募集かけてよ自治体さん(適当)。
ちなみにkuro隊員が所属する池田町、しばらく募集していません。
募集しない理由は(推測ですが)ニーズが無いから、適した人材がいないから、過去の隊員が実績不十分だから、あるいはメンドクサイから。まぁそんなとこじゃないでしょうかね。
協力隊を採用するにあたっては、受入側である自治体にもけっこうな苦労があるかと思います。もしも人選を間違って変な隊員がやってきちゃうと、遅刻してくんなら無駄な会議やめろやとブチ切れられちゃったりするからね!
...話が逸れる前に紹介いきましょう!!
砂川市
検索結果のトップに表示された砂川市。
歴代の隊員たちが築き上げたSuBACoという立派な活動拠点があります。kuro隊員も2回ほど訪ねております。
募集内容で目を引いたのは以下の3点。
- 週の勤務時間が29時間(土日祝勤務有)
- 2年目から副業OKと明言(1年目は要相談)
- 空き物件の補助金額が高め
です。
勤務時間が短いことと副業OKという条件は、任期後に明確な進路を既に定めている場合や、任期中の時間で高めたいスキルがある場合に有効ですね。
ただし副業については1年目は要相談らしいので、着任して1年間は様子を見るのか即許可を求めるのか、その辺のスタンスは決めておいたほうがいいかも知れません。
ちなみに協力隊としての業務は
- 地域情報発信
- 賑わい創出
- 地域資源活用
- 観光PR
とのこと。
弟子屈町
弟子屈町の募集は雇用形態が非常勤の特別職です。
嘱託職員とは違い、自治体との雇用関係はありません。町(村)議会議員も非常勤特別職なので、同じ立場にあります。
多くの議員が専業ではないことは珍しくないように、非常勤特別職であれば基本的には副業(兼業)は自由のはずですが、もしかしたら協力隊特別ルールがあるかも知れないので注意。募集内容には副業について書かれていないので。
また、活動費が別途支給と書かれている点もちょっと珍しいかと思います。
池田町の場合は前年度に組んだ活動予算を、必要時(出張に行く・消耗品の購入)に起案を上げて請求して支給される、という面倒くさい流れを踏まなければいけないので、もしかしたら別途支給は手間が少なくてよいのかも知れません。
もちろん使途には一定の制限が設けられていそうな気がしますが。
なお募集職種は
- 観光
- 川湯(温泉)地域活性化
- ブドウ開発
- 林業
とのこと。
留萌市
日本夕陽百選のまち、留萌市。
業務内容の(1)はありがちな"何でも屋さん"ですが、(3)でしっかりと"定住に向けた活動も業務のうち"と明示されていますね。
副業についても
協力隊の時間で対価を得てOK、とのこと。
ちゃんと①地域おこし活動の延長的なこと、②任期後のナリワイに繋がること、と定義されているのもkuro隊員的にはポイント高いです。なんでもかんでも副業OKではないと示している点が"お、わかってるねぇ!"みたいな。
ちなみに勤務は週4日・29時間。起業志望の人には良い条件じゃないでしょうかね。
以上、3件の紹介でしたー!
最後に
念のためもう一度言いますが
独断と偏見で
紹介していますからね。
現役の協力隊であるkuro隊員がオススメしているからと言って、必ずしも応募者と自治体がマッチする保証など何一つありません。気になる町があれば自分で調べましょう!
今回ピックアップした募集案件は、職種ではなく副業の可否や雇用形態がポイントでした。任期中に所属していた組織に就職が内定(観光協会など)している案件でもない限りは、副業の可否って判断する要素としては大きいのではないかと思っております。
今、協力隊を検討しているみなさま、良い協力隊ライフをお送りくださいませ。
また、"この町の実情が知りたいけど伝手がない!"という人はSNSかなんかでkuro隊員にお問合せ下さいませ。喜んで伝手を探しますよ。
ではまた(^_^)/~