こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、残り任期は9か月のkuro隊員です。
大人気のボルダリング体験イベント!
池田町の教育委員会の事業に、わんぱく体験塾というものがありまして。
町内のこどもたちに、普段とは違う遊び方や体験ができる機会を提供することで、教育的になんかいい効果を狙っている事業なのでしょう。きっと。
RED POINTは2017年にも2回、同事業のコンテンツとしてボルダリング教室を開催してきました。
2018年の第1回を先日無事に終えたので、当日の写真とともに報告!
※写真は全て池田町教育委員会撮影です。
はじめに
ありがたいことに、わんぱく体験塾の数ある体験メニューの中でも圧倒的な人気を誇るボルダリング体験。
人気アーティストのコンサートかのように、参加受付開始から早ければ数十分、遅くとも数時間以内には満員となるそうで。普段もそれくらい殺到してくれるとありがたいんだけど。
2017年の第2回までは定員は15名でしたが、安全面を考慮して12名に減らしてもらいました。わんぱく盛りな小学生15人を面倒見るのはホントにキツかったので...。
ちなみに参加費は無料です。親の付き添いも必要無し。
今回も安定の満員御礼でしたよ!
集合~準備運動
定員12名でしたが1名のキャンセルがあったため、11名がRED POINTに集合。
対応するスタッフはわずか2名。kuro隊員と当ジムNo1クライマーのS君。
本日の講師として紹介されています。
ボルダリング歴1年ちょっと、3級程度のkuro隊員が講師だなんて恐れ多い...けど印象が大事なので、笑顔を絶やさないように集中。
みんなで仲良く準備運動。
ストレッチのカウントをこどもにお願いしたのだけれど、
kuro隊員「じゃあ〇〇ちゃん!10数えてね!」
〇〇ちゃん「...」
こんな時ってどうすりゃいいの。
別にストレッチもボルダリングもこども相手も、何一つ専門じゃないkuro隊員にとって結構困っちゃうシチュエーション。
恥ずかしいのかな?じゃあ俺が代わりにカウントすればいいのかな?それとも次の子にカウントしてもらえばいいのかな?
あれこれ巡る選択肢。そして答えが出ないまま準備運動が終了。
注意事項!
いざ実登...の前に注意事項の説明。
登っている人に近づかない、とか完登したからといって飛び降りないとか、爪は伸びていないかとか、その他諸々。
中でも最も大事な注意事項について、過去2回の開催経験から今回は予防線を張っておいた。
このラインから出ないように!
仕方ないことかも知れませんが、こどもたちは待ち時間を我慢できません。
他の子が登っている間にも、次は僕/私の番!と言わんばかりにどんどんウォールに迫ってきます。
それを制するためにかなりの労力を要した過去2回。
しかし我々もバカではない。
今回は目に見える境界線をカラーテープで用意した。これならどうだ。
てなことを一生懸命説明している写真です。
こちらは粉チョークの使い方をレクチャーするS君。
汗で手が滑らないようにチョークをつけるのは大事だけど、こども×粉チョーク=ジム中が白い粉だらけになるので注意。
さぁ、いよいよ登り始めるこどもたち!
実登タイム!
準備運動から注意事項を経て、早く登りたいと息巻くこどもたちのボルテージは最高潮。
我先にウォールに群がる...!かと思ったら
これ以上入っちゃいけないよテープが効果抜群!!
ちゃんとテープの外からガンバ!の声援と、登れた友達とのグータッチ待ちしてくれています。
kuro隊員の指導にも熱が入ります。
通常のジム営業中はレーザーポインタでホールドの指示をするのですが、こどもたちにわかりやすいようpamoブラシの柄で直接指示。
というか下手にレーザーポインタを使おうものなら、こどもたちからなにそれ!貸して見して触らせて!と群がられてしまうので封印。
センスのある子もけっこういます。
大して登り方を教えなくても大人仕様の7級~6級を登ってしまうような子も。
その若さと可能性が羨ましい。
うっかり登っているこどもから目を離すkuro隊員。
集中力の限界...
さて、白テープから中に入らないように!と注意していた訳ですが、開始30分くらいは大人しくしていたこどもたちもそろそろ集中力の限界。
ちょっと目を離した隙に、隣り合うウォールを同時に登り始めます。
はいどっちか降りてね~と注意するkuro隊員。
しかしそれで事態を収められるはずもなく...。
おい待て、一人ずつだと言ってるだろう!
まぁ結局はこうなる訳ですよ...。
元気でなによりだけど、ホントにケガしてほしくないのでkuro隊員も必死です。
おかげでいい冷や汗かきました。
終了
怪我人が出ないかヒヤヒヤしながら指導にあたった2時間弱はあっという間で。
気付けば待ちわびた終了時間。
代表の子からお礼の言葉をいただきました!
で、お互いにありがとうございましたーの礼をして終了!
とりあえず事故無く終わって一安心...。
正直言って心身ともに消耗しましたが、なんだかんだこどもたちに囲まれる時間はいいもんです。
最後に
今回の記事はあくまでわんぱく体験塾の写真付き報告ですが。
RED POIINTが不安を抱きながらもこどもたちを受け入れているのには理由があります。
やっぱり名のあるクライミング選手を輩出したい!という想い。
当ジムが設備的にはショボいのは自他共に認めるところではありますが...それでも名を馳せた選手に、
(ボルダリングを知った)きっかけはRED POINTだった
って言ってもらえるよう、スポーツクライミング競技者の母数を増やしていきたいと思っています。
ではまた(^O^)/
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