こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、読書と映画に飢えているkuro隊員です。
球春まもなく
先日の大雪で積もった路肩の雪もだいぶ融け始めボチボチ気温がプラスとなる日が増えてきています。
雪が融けるのと同時期にkuro隊員の2018年マラソンシーズン開幕なのですが、同時に3月23日の選抜高校野球開幕を皮切りに、野球シーズンの開幕でもあります。観る方だけね。
NPBでもMLBでも高校野球でも、放送されている試合は時間を忘れて大体観ちゃいますね。自宅のTVがニュース以外を映す貴重な瞬間。
一度でいいから選抜でも選手権大会でも、甲子園の全試合を生で観戦するのがささやかな夢。あ、ちょっとお金があって働かなければ叶う夢か。
2018年、ごくごく個人的な注目選手を挙げていきましょうかね。野球に興味無い人にとっては絶対面白くない内容なので、読まなくていいっす笑
MLB
イチロー(マリナーズ)
kuro隊員の世代的に、いくつになってもプロ野球のヒーローはイチローと松井秀喜(既に引退)が2強。
3月5日、今シーズンで45歳となるイチローが6季ぶりに古巣シアトル・マリナーズに復帰するというニュースを目にした時は「やっと所属チームが決まった!しかもマリナーズ復帰!」と興奮したものです。
今季のFA市場は非常に動きが遅く、イチローの所属チームが決まらないまま開幕を迎えてしまうのでは...とハラハラしつつ、「もしオリックスに復帰するなら、それはそれでアツい。生でイチローのプレーを観るチャンスだけど、本人はそれで納得なのか...?」なんていらん心配までしておりました。
イチローのMLB1年目となる2001年、"大魔神"佐々木と"wizard"イチローを擁しア・リーグ西地区で116勝を挙げて圧倒的な優勝を果たしたマリナーズ。
求められる役割はマーリンズ時代と同じく「第4の外野手」だとしても、マリナーズのユニフォームに身を包んだイチローが、右に左にヒットを重ねていく姿に「日本人の野手でもMLBに通用するんだ!」という淡い期待が生まれましたねぇ。
イチローが必要とされるのは正外野手であるベン・ギャメルの復帰まで、という意見もあるので、その後の出場機会が心配ではありますが...。
大谷翔平(エンゼルス)
3月3日 エンゼルス 大谷翔平 登板2戦目 全投球&インタビュー 5者連続含む8K ハイライト
言う間でも無く注目の的ですね。ベーブルース以来の二刀流パイオニア、大谷翔平。
オープン戦では相当苦しんでいるようで、3月16日のロッキーズ戦では1回1/3を7失点。打者としても打率1割台という日本時代と比べるとめちゃくちゃ低迷している成績ですが、開幕メジャー入りが有力視されているとかいないとか...。
っていうか本当にメジャーでも二刀流続けるんだ!ってことが未知数すぎて面白いっすね。確実な情報ではないですが開幕戦はDH、3戦目に先発なんて噂が既に出ているようで。
日本以上に二刀流への目は厳しいだろうから、少しでも冴えない成績に終われば「どちらかに専念しろ」と首脳陣、メディア、ファンの全てから叩かれることでしょう...。
いやー本当にどんな成績残すか楽しみ。
NPB
松井稼頭央(埼玉西武ライオンズ)
NPBはいきなりベテラン!日本球界において歴代最強のスイッチヒッターは間違い無いとして、歴代最強ショートストップとしても真っ先に名前が挙がる存在。
プロ野球選手としては小柄ながらもMLB移籍前の西武時代、超一流のスピードを武器にプレーする姿は文句無しにカッコよかったですねぇ。
そんな稼頭央さんも2018年で43歳を迎える高齢野手。チーム事情や出場機会を求め数年前に外野手へコンバートしたものの、2017年シーズンの出場機会はわずか44試合。
日米通算での安打数は2699本。さすがに3,000本安打は厳しいか...。
スピードは多少衰えていても、どれだけのプレーを魅せてくれるのか期待!
鵜久森敦志(東京ヤクルトスワローズ)
ヤクルト・鵜久森淳志 代打満塁サヨナラホームラン!(2017.4.2 ヤvsDe)
2015年シーズンまで日ハムに在籍した右の長距離砲。
済美高校時代は春の選抜で2本、夏の選手権大会で3本のホームランを打った超高校級スラッガー。2004年夏、1学年下のエース福井優也(広島カープ)とともに、駒大苫小牧高校(北海道)と決勝戦でノーガードの壮絶な打撃戦を繰り広げた、あの済美高校の4番。
プロ入り後の成績は正直パッとしないが、トライアウトを受けてのヤクルト移籍後は代打の切り札として出場機会は増えている。
2018年で32歳(kuro隊員と同い年)。せめてもう一段階上の活躍を見てみたい...!
今宮健太(福岡ソフトバンクホークス)
松井稼頭央を彷彿とさせる小柄なスピードスター。
守備範囲の広さと、高校時代には投手として150km/hを超える速球を投げていた強肩で繰り出すビッグプレーは観ていて非常にワクワクする選手!
って言うかそれだけの身体能力があるなら、バッティングでも絶対もっと成績残せそうなもんだけどなぁ...。
まだ26歳。才能の開花に期待!
西川遥輝(北海道日本ハムファイターズ)
日ハムが誇るスピードスター。
キャリア7年目の25歳にして、既に2度の盗塁王獲得。
しかし中田翔と同様、ランナーを置いた場面で打撃の粗さが気になる。簡単に三振するなよ...ってイメージ。動画みたいにもっとセーフティバント絡めてほしいな。
しかし「プロが目標ではなく甲子園で勝つこと」を目標とした智弁和歌山高校出身の選手として、「智弁和歌山OBは大成しない」というジンクスを覆すポテンシャルは秘めている...と思う。期待!
上原浩治(読売ジャイアンツ)
ルーキーイヤーに同期の松坂大輔を上回る20勝4敗の成績を挙げ、「雑草魂」で世間を驚かせた右腕。
2018年シーズン、カブスから古巣の巨人に復帰!
巨人は特別好きな球団ではありませんが、一昔前はTVでプロ野球を観る=巨人戦。とくに日ハムが北海道に本拠地を移す前なんて巨人戦しか中継してなかったんですよ。
FA選手を乱獲する球団の方針は子どもながらに嫌気が差したものですが、それでも日米野球でバリー・ボンズから3打席連続三振を奪った上原は好きだった。あ、松井秀喜と仁志敏久も好きだった。
奇しくも松坂大輔は中日ドラゴンズに入団。二人が同じセリーグ球団に属したことで、年齢は違えど同期の怪物ピッチャー同士の投げ合いが実現する可能性があるなんて...!
期待!
古谷優人(福岡ソフトバンクホークス)
十勝が誇る若きサウスポー。
1年目の2017年は三軍からスタートするも文句無しの成績を残し、二軍でもまずまずの成績。そもそも甲子園出場経験が無いのに昨今のパリーグで実力No1球団のソフトバンクから2位指名を受けた時点で、期待せずにいられないでしょう。
なお古谷君の父親は元ばんえい競馬の騎手だそうで、活躍と比例して十勝の注目度もUPすると考えると応援せずにはいられない。期待!
最近の若い選手を良く知らない
全球団の所属選手を見ながら書いてきましたが、ほとんどの若手選手が顔と名前を見てもプレーしている姿が思い出せない....。
大人になって甲子園もプロ野球も観る機会が減って、過去の活躍をリアルタイムで観ていた選手を応援したくなったり、時々観戦できた試合でいいプレーをした選手ばかり印象に残ったり、我ながらずいぶんと浅い野球ファンになったもんだと思います。
中学生の頃は甲子園の期間はTVに張り付き、部活の練習後はプロ野球のラジオ放送を聴き、それでも足りずに選手名鑑を買って全球団の選手の成績とかチェックしちゃうくらいに野球が好きでしたねぇ。
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甲子園なりプロなり、やっぱり年上の選手の圧倒的なパフォーマンスや体格を目の当たりにすると、純粋極まりないkuro隊員としては「俺もこんなカッコイイ選手になるんだ!」と目を輝かせちゃうんですよ。
それがいざ甲子園を目指す高校でプレーしてみると、TVで観てた憧れの選手たちがいかに遠い世界にいるか思い知らされるのです。「あれ、もしかして俺は平凡な選手でしかないのか...」とね。
そんな残酷な事実に打ちひしがれ、チームとしても甲子園出場の夢破れ、野球とは関係無い人生を歩き始めると、甲子園やプロ野球をとても冷静な立場から観られるようになる訳です。「こんな風にはなれないけど、この選手はここをこうすればもっと成績残せそうなのに」みたいなね。
そんな目線で野球を観るようになると、もうTVの中の選手に抱くのは憧れではなく「こいつどれだけの成績を残すかなぁ?将来が楽しみだ」っていうただの期待。
憧れを感じなくなると、どんどん選手の顔も名前も印象に残りにくくなっていきました。ましてや年下の選手に対しては尚更ね。
元球児として寂しい気持ちを感じつつも、今はただの野球好きオジサンとして出来るだけ若い選手も覚えるようにしたいと思っています。過去の記憶も大事だけど、未来ある選手のプレーも観なきゃ損ですからね~。
最後に
いよいよ球春の到来ですが、とりあえず「サッカーも面白いけど野球も面白いよ!」って事だけは声を大にして言いたいですね。
ガチじゃなくていいから、子どもだけじゃなく大人も気軽に野球を始めとしたチームスポーツができる環境がもっとあればいいのになぁ、と常々思います。仕事でも趣味でも、常に目標追っていないと人生つまらないじゃないですか。
あ、個人競技をご所望ならREDPOINTでボルダリングがベストですよ!(宣伝)
ではまた(^O^)/
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