こんにちは。
北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、2017年中に3級クライマーになれるのか不安なkuro隊員です。
【後編】池田町朝活メンバーで東川町を視察
珍しくあまり間を空けずに出張レポートを書いています。役場へ提出する復命書(報告書)も出張翌日に書いたし。
しかし協力隊になってつくづく思う事は、"役場向けの"報告書などのどうせ流し読みしかされない書類に費やす時間程無駄なものは無い。あんな物は情報共有という当然の目的のため回覧(決裁)する書類などではなく「税金使った出張でボクたちワタシたちはちゃんと勉強してきましたよ。無駄遣いじゃないよ」という対外的に守りを固めるための理由で必要なだけである。
よって有期雇用である協力隊が"役場向けの"精度の高い報告書を作る事に一生懸命に労力と時間をかけるなんて論外。任期後も役場に書類を通さねばならない仕事に就くなら「今は練習期間として役場に通りやすい書類の書き方をマスターする」と考えることもできなくはないが、そうでもないならそんな時間と余裕があるなら定住のための策を考えるか、なんなら町のゴミ拾いでもした方がよっぽど有意義だと思わんか。
よって復命書の自身が書くべきパートは30分以内で完成させるのが理想である。割とオーバーしちゃう事もあるけど。
さ、愚痴っぽくなる前に本題の視察レポートへいきましょうね。こんな話してたらそれだけで1記事になっちゃうからね。
前編はコチラ↓
ニセウコロコロへチェックイン
薪ストーブ!
いよいよニセウコロコロへチェックイン。
フロント棟には町内と周辺のショップカードがズラリ。
多種多様なデザインで見てるだけでも楽しめます。のっけからインフォメーション機能を発揮しています。
客室(コテージ1棟)に入ると薪ストーブを発見してとりあえずテンション上がります。
これが見た目はもちろん雰囲気良いし実用的。暖かくて最高なんだけど、薪の適切な量がよくわからずすぐに燃え尽きたり翌朝暑すぎて目が覚めたり。慣れが必要です。
いずれ自宅にも欲しいなぁ。
素敵な室内
お菓子、コーヒー、お茶、野菜ジュース...かと思えば野菜スープ、翌朝用のパンetc。
手前左下に写っているのはコテージの鍵。どんぐりのキーホルダーが素敵。なおニセウコロコロの「ニセウ」とはアイヌ語で「どんぐり」の意味。
洋風なバスタブ。外の雪景色もバッチリ。kuro隊員の自宅の風呂場の3倍くらいのスペース。
寝室。1つの部屋にベッドが4台。なお残りの2台は2段ベッド。
リビング窓からの景色。夏はここでBBQでもできるんじゃないと。
素敵。
デリバリーされるディナー
素敵な室内でコロコロしているとチャイムが鳴り、かごに入ったディナーが届けられます。(うまく撮れなくて悲しい)
あくまでデリバリーまでで、盛り付けや温めはセルフサービス。ピザ、ニョッキ、野菜スープ、牛ほほ肉など、温める料理が多い割には電子レンジが1台しかないのはちょっと不便。
ディナーには「ひがしかわワイン キトウシ2016」をチョイス。ご当地ものだから、と言う理由もあるけど、やはりワインが気になるのは池田町民の性なのか。
100%東川町産のブドウ(セイベル種)を岩見沢市の10Rワイナリーで醸造したもの。軽めの口当たりで飲みやすい。
ちなみに「キトウシ」とはアイヌ語で「ギョウジャニンニクの群生する所」とのこと。ラベルだけ見て「キトウシ=ふくろうに違いない!」と思ったのはkuro隊員だけではないはずだ。
【ふるさと納税】ひがしかわワイン |
ディナー後は男子棟に視察団が集まり宴会...の前にミーティング。その後は深夜までワインやら日本酒やらを飲み続けましたとさ。
視察2日目
眠りについたのは1:00頃だったような気はしますが、部屋の暑さに目が覚めて朝5時頃に起床。全然覚えてないけど、kuro隊員が寝る前に「火が消えて寒くなったら大変だ!」と薪をくべていたそうです。どうもやりすぎちゃったみたいね。
そのままチェックアウトまではゆったりと時間を過ごす視察団男子組。
朝食もセルフ。食材は予め用意されています。ベーコンうまい。バターがパンから落ちちゃってるのが残念な1枚。二日酔いだから仕方ないよね。
朝と言えばコーヒー。町内にオシャレな店を構えるyoshinori coffee(ヨシノリコーヒー)さんのコーヒー豆を挽く。
素敵な朝ですね。二日酔いだけど。
通常、宿では10時チェックアウトが多いですがニセウコロコロは11時。旅行の朝にバタバタするのは避けたいので、11時チェックアウトは嬉しいポイントです。
次の目的地へ
2日目は「(株)北の住まい設計社」を見学。東川町で創業し、北海道産のイタヤカエデやミズナラを使った家具や建築材を扱っています。ニセウコロコロのコテージも担当。
ショールームには高級そうな家具と可愛らしい雑貨がズラリ。
kuro隊員には手が出ない価格のソファとテーブル。
ここにも薪ストーブが。いいなぁ。
窓際に置かれたガラスの器。
これは雑貨好きな人にとってはたまらん空間じゃないでしょうかね。さほど興味の無いkuro隊員でも珍しく一通りじっくり眺めました。
柔らかい雰囲気を感じさせる家具は魅力的でしたね。価格が価格なので「よし買った!」とは言えないのが残念ですが。
ふるさと納税の返礼品にもなっていますが、その寄付額なんと100万円!返礼品は寄付額の3割程度に納めるルールなので、販売価格もある程度見当がつくでしょう。
買えんがな。
帰路へ
視察まとめ
その後は道の駅でお土産を購入し、帰路へ。
写真撮り忘れたけど道の駅の横にはアウトドア用品店のモンベルがどっしりと店舗を構えています。
北海道内には6店舗(2017年12月現在)しか無く、東川町のすぐ隣のまちで豪雪極寒の旭川市にも店舗が無いのに、その内の1店が東川って結構スゴイ事ですよね。ちなみに内訳は1店が苫小牧市、3店が札幌市、1店が北広島市。そして東川町。
景観は良いし水はうまいし商店街には道の駅、モンベル、個性的な店舗が並んでいるし山も都市部(旭川市)も近いとなれば、そりゃあ町に魅力感じて移住者増えるよなぁ。
結局は町づくりを推進する人たちに懸かっているのは言うまでもないけど、地域の特性をちゃんと活かして町づくりしているのが素晴らしい。
そんな事を思いながら、ランチは富良野市でスープカレーを堪能。そしてホワイトアウトしている狩勝峠を越えて池田町へ。
朝活視察団のみなさま、お疲れ様でした。
最後に
今まで東川町は通過したことしかなく、道の駅があるのも「お隣の東神楽町だったっけ?」と印象が薄かったのですが、今回の視察によってお気に入りの町の一つとなりました。
東川スタイル 人口8000人のまちが共創する未来の価値基準 [ 玉村雅敏 ] |
東川スタイルに負けない池田スタイルが生まれるといいのですが、まずは空き店舗で創業してくれる移住者を探さないと...。
ではまた(^_^)/~
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