"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

1か月でハーフマラソンサブ2を目指す話Vol3~人事を尽くして天命を待つ~

こんにちは。

北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、任期の半分を終えたkuro隊員です。

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やる事はやった

「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがありますよね。やる事を全てやったなら、結果は天に任せよう...ということわざ。

本当に思いつく限り、結果を得るための行動を全てやり尽くしたならジタバタしても結果は変わりません。特に相手のコンディションが勝ち負けに影響するような種目なら尚更。いくら自分が絶好調でも、相手の好不調まではコントロールしようが無い。

でも結局何が一番難しいかって、自己満足じゃなく客観的に見ても「やる事は全てやった」と言える状況まで突き詰める事だったりします。大して人事を尽くしていないにも関わらず「忙しくて」とか「調子悪くて」と言うのは格好悪いと思うのですよ。ましてろくに努力もせずに神頼みなんてもっての他。

何の話かって?

ろくにマラソンの練習ができなかったkuro隊員自身の事ですよ。

シリーズのVol1&2はコチラ↓

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フードバレーとかちマラソン前日

この記事を書いているのは10月28日(土)。フードバレーとかちマラソンは10月29日(日)。正直者なのでぶっちゃけますが全然人事を尽くせていません。

いくら2016年は3本のハーフマラソンを完走したと言えども、2017年は最初で最後のハーフエントリー。ついでに言えば真面目に練習を始めたのは1か月前。

継続して練習する事が物を言うであろうマラソンをなめ切っているとしか思えない。こんな体たらくで天命を待ってちゃむしろ天罰をくらう。

しかし。「さすがに今回は練習不足でヤバいなぁ」と思う一方、心のどこかで慢心しているのも事実。「いや去年3本も走って目標だったサブ2達成できてるからねー。今年も何とかなるでしょ☆」と。一瞬でもそんな事を思ってしまう自分が大人として恥ずかしい。

とは言えこの1か月はかなりマラソンにフォーカスした生活だった。人間追い込まれると尻に火がついた事に気づき悪あがきを始める頑張りだすもので、風邪を引いた数日間と悪天候の日、予定が空いている日は以外は極力走った。寒さと長い距離にヒィヒィ言いながら。

つまり「ここ1か月に限れば」人事を尽くしている。とんでもないご都合主義なのは自覚しているけれど、それでも私は天命を待つ。むしろ天命なんとかしてくれ。頼むから。

人事を尽くしたと言える境地

甲子園を目指す高校球児たちが、最後の夏の大会を前に何を思うか想像してみて欲しいんです。

「絶対に甲子園に行くんだ!」→それもある。

「これが最後だから悔いの無いように!」→それもある。

「ベストを尽くせば勝てる!」→惜しい。

kuro隊員のケースで言えば「あれだけ辛い練習に耐えたんだから大丈夫」でした。

1年生の夏には先輩たちに部のしきたりを叩き込まれ、夏休み返上で猛暑の猛練習でぶっ倒れる仲間がいたり、2年生で新チームとなってからは目指す目標こそ一緒でも各々が抱く責任感や使命感ですれ違い、3年生になってからは「チームが勝てばいい」と言いつつもプレイヤーとしての自分の立場を諦めきれずに葛藤しながらただ黙々と練習を重ねたり。

結局kuro隊員は最後の夏の大会前に「いくら努力をしても方向を間違っていたら実らない」と学んだ訳ですが、間違っていたにせよ(あるいは絶対的にセンスが足りなかったにせよ)自分に出来る事は全てやったと思えたのです。

だからこそ、kuro隊員は背番号をもらえなくとも「自分より正しい努力をしたこのメンバーが負ける訳無い」と心から信じる事ができました。例え相手がどんなに強豪だろうと「もう俺たちはやれる事全部やったから」と思える境地にいました。

でも勝負は残酷。結局kuro隊員の母校は甲子園に届かず負けちゃうのですが、そこには爽やかな涙が流れるのです。決して後悔の涙ではなく。

スタメンで出場した3年生たちが、背番号をもらえなかったkuro隊員たちに泣いて謝るんですよ。「ごめん勝てなかった」と。まだ1年間残っている2年生のレギュラーも泣いて謝るんですよ。「負けてすいませんでした」とね。

もう謝罪とかどうでもいいんですよ。「君たちは選ばれなかった俺たちより実力が上で、ちゃんと努力していたのも知っているから、信頼して心から応援できたんだよ」、と。

それはレギュラーだろうが応援だろうが、まさに人事を尽くしたから、と思います。どちらかが手を抜いていたらなら心から応援なんてできないし、謝られても納得いかないでしょ。

例え話が長くなりましたが、そんな訳で今回のマラソンに対しては人事を尽くせていないよって話。

練習を振り返る

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9月26日から1か月。当記事のタイトル通り1か月でサブ2達成を目標として練習に励んできました。

9km走×3本で身体をならし、13.5km走×2本で持久力と完走タイムを想定し、最後に4.5km走で軽く調整。計68.7km。サブ2ペースで走れたのは2本のみ。

本当はもう3本くらい10km以上を走って持久力強化&サブ2ペースを身体に覚えさせる予定だったんですけどね。限られた時間と僅かな根性ではこれが精一杯でした。

日に日に寒くなっている池田町、特に夜の冷え込みは強烈で、そのせいか少し膝の痛みも出てきているような....。本番の距離に耐えきれるのだろうか。

練習不足に加えて膝の痛み。そんな物凄く不安の残る仕上がりとなりましたが、もうどうにでもなれ。

雨対策と事前準備

さて、不安なのは練習量とか膝だけじゃなく。

なんと当日の帯広市は雨予報。台風22号の影響でしょうが、本当に勘弁してよ、と。

大会当日の29日だけピンポイントで雨なんて、何か見えない力がkuro隊員のサブ2を阻止しようとしているのかと疑う。まぁ晴れててもサブ2達成できるのか怪しいけども。

当日はRED POINTのTシャツを着てPRを兼ねて走るつもりでしたが、急遽雨対策でウインドブレーカーと帽子を購入。

kuro隊員のランニングウェアはインナーからアウターまでほぼTIGORAで統一。アルペングループのプライベートブランドで、とにかく安いし使用感も不満無し。特にインナーは格安なのでついでに2着買い足し。ボルダリングの際にも着るので重宝。

しかし長年被り慣れた野球の帽子に比べると、マラソン用のキャップって被り具合が浅くてどうも慣れない。走っている最中の苦しみ悶える表情を隠したいのでもっと深いキャップがほしいけど、とりあえず雨対策なので手頃なヤツを購入。

 ついでだから、と衝動買いでポーチも購入。

身体にしっかりフィットするので走っていてもずれないヤツです。

前々からマラソン用ポーチは欲しいなぁと思いつつも、実際マラソン中に身に着けるものなんてウォークマンと車の鍵くらいなのであまり必要無いしなぁ、と。

でも安かったので思わず購入。収容部分は伸縮性があるので、ちょっと大きめのスマホでも問題無く収まる。kuro隊員の格安スマホ(HUAWEI:Mate9)のディスプレイは5.9インチと無駄にデカいけど大丈夫。ついでにエネルギー補給用に飴でも入れておけば完璧。

準備と言えば、3時間かけて全力で組み上げたハーフマラソン用プレイリストをウォークマンに転送する。現在使用している機種はNW-S765。容量16GB。

プレイリストを転送するには空き容量が足りず、アルバムを削除したりPCに戻したり調整。バッテリーの持続時間も短くなってきたし、そろそろ32GBか64GBへの買い替えも検討。今月はマラソン関係のギアを沢山買ってしまったので、予算の都合上もうちょっと先の話だろうけど...。

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これで準備は完璧。あとは土砂降りにならない事を願うのみ...。

最後に

さて、ついに本番を迎えます。

去年始めたばかりのマラソンですが、フードバレーとかちマラソンを走らないとシーズンが終わった気がしません。時期的(10月最終日曜日)にも北海道最後の大きな大会ではないでしょうかね。

 

人事を尽くせていないので、天命に頼らず自力でサブ2達成してみせます!

ではまた(^^)/

シリーズ続編はコチラ↓

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