こんにちは。
北海道池田町地域おこし協力隊、任期2年目のkuro隊員です。
視察研修
先日の記事で触れた視察研修に行ってきます。なんと今回は中国&四国編。
今回は魅力溢れる視察先を出張スケジュールとともにご紹介します。
1日目(4/19)
移動:peachで安く飛ぶ
1日目の7割は移動です。
11:00新千歳空港発、関空行のpeach便に乗る為、朝7時に池田町から車で向かおう...と思ったら、役場から待ったがかかります。
「移動距離が長くて車じゃ危険だからJRで行って」との事。物凄い強行日程ならまだしも、この程度の距離が危険とは驚き。安全のためにJR往復賃14,000円程を強いられる旅費から支出することに。税金節約<過保護な安全の図式に納得はしていないが、今は雇われの身なのでホイホイ了解。外面の良い男、kuro隊員。
結果、始発(5:50)に乗るハメに。
そして空港に到着したら2時間の空き時間。なんだろうこのムダ極まりない行程は。まぁ今は雇われの身なので...以下略。とりあえず移動&空き時間に備えて本は多めに持っていこう。
なお以前大阪出張に行った際、乗る予定だったpeachの便が欠航した時の焦りは絶対に忘れられない。空港で5時間程待機し、大阪到着後の予定を全てキャンセルしてどうにかなったが、今回はどうか飛んでくれ、peachよ。
岡山県倉敷市
1日目の目的地はここです。関空からバスとJRを乗り継ぎ4時間、倉敷市に到着します。
夜到着で翌日早朝に発つため、街並みをじっくり見る時間はほとんどありませんが、一番の目的はここ↓
古民家を使ったゲストハウス・有鄰庵。
数十か国から訪れるゲストとの交流が楽しめるアツい宿。倉敷市美観地区の視察もしたい所ですが、この日はゲストハウス視察がメインです。
楽しみ。
2日目(4/20)
香川県直島町
8:00出発予定。倉敷市の街並みに後ろ髪を引かれながら四国は香川県へ向かいます。
フェリーに乗って直島町へ。全然関係無い話ですが、フェリーって移動手段は最も非日常感を感じます。
島内の宮ノ浦、本村、美術館の3つのエリアそれぞれがアートな島。kuro隊員にアートな感性は皆無ですが、空き家を丸ごとアート空間に作り変える「家プロジェクト」に興味あり。
現在7件が公開中。池田町でも同じような取り組みができれば最高ですね。
楽しみ。
高知県越知町
直島からフェリーで香川県高松市へ。この辺で讃岐うどんでも堪能したいですね。
そこから高知県越知町へ向かいます。目的地は協力隊OBが作り上げたゲストハウス・縁。
クラウドファンディング(以下CF)を成功させ、こちらも古民家を活用したゲストハウスです。
オーナーであるK氏はセミナーでお会いしたことがあります。2016年に上士幌町で開催されたふるさと納税とCFサミットにて、K氏が成功例として発表されていました。
なおkuro隊員とK氏は年齢と経歴が近いものがあり、勝手に親近感を感じております。
楽しみ。
3日目(4/21)
広島県尾道市
さて、この辺で疲れがピークに達しているような気がしてならない3日目。
できることなら四万十川に点在する「もぐり橋」を見学したくてたまりませんが、時間が許せば行きます。
池田町にも昔はもぐり橋があったのですが、今は新しい橋に変わっているため見られません。なお冒頭の画像が元もぐり橋の川合大橋。夕陽が映えます。
この日は高知県から北上して広島県へ。kuro隊員が愛する広島カープの本拠地です。
マツダスタジアムに行きたい気持ちをグッと堪え、尾道市へ。
今回の視察のまちづくり部門では最も期待しているのが尾道市。山手地区にある空き家を外観は残しつつ素敵に再活用しています。
そのプロジェクトの一環で作られたゲストハウスに宿泊します。
「和」にこだわった結果なのか、HP内でFacebookを「人相帳」と訳しているのがポイント。カフェやサロンが併設されたナイスな施設です。
ここに1週間くらい滞在して尾道のまちをゆっくり楽しむことができたら、さぞ優雅なバカンスになるでしょう。もちろんマツダスタジアムも観光メニューに組み込んで(重要)。
猫の町・尾道
空き家活用で注目を集める尾道市ですが、実は猫も注目ポイント。
猫の目線で町を見る「CAT STREET VIEW」なるプロジェクトがあります。kuro隊員は犬も好きですがバリバリ猫派のため、視察の裏メニューとしてむちゃくちゃ楽しみです。
池田町にも猫が多く、協力隊Facebookでも何度か猫を取り上げたのですが、単発に終わりました。尾道から無事に帰った暁には「猫プロジェクトinいけだ」をスタートさせるかも知れません。いや、わからないけど。
まぁこれも立派な地域資源ですからね。普通に視察する価値があると思います。
楽しみ。
帰路
特に何てことはありません。広島から関空へ4時間かけて向かい、またもpeachで飛びます。頼むから予定通り飛んでくれ、peachよ。
そして池田町に帰る頃には疲労困憊地域おこしの方向性がしっかり見えていることでしょう。多分ね。
最後に
2017年度は始まったばかりですが、協力隊活動予算(旅費)の1/3強を投入した視察研修。本当はJR使わない予定だったので想定以上の出費ですが。
視察先は全てレベルの高いor独自性のある取り組みをしているため、本当に楽しみでなりません。元々出張は好きな方ですが、今回の期待度は歴代トップクラス。唯一の不安は何度も述べているpeachがちゃんと飛ぶかどうかの不安。もうトラウマ級。
見てきた全てを今後の協力隊活動に活かす事ができれば、良い意味でエライこっちゃですが、現実的な問題と闘いながら推進できればなぁと思います。
結構出費が嵩むので、どうかお土産は期待しないようお願い致します...。
ではまた(^_^)/~