こんにちは。
北海道池田町の地域おこし協力隊、任期2年目のkuro隊員です。
任期2年目30歳、真剣にお金の事を考える
新年度が始まり1週間、全然blog更新できていません。別に新年度だから忙しいような立場じゃないのですが、まちづくり&ゲストハウスの壮大な視察計画を立てていたらあまり時間がとれずに1週間が経過。視察計画が出来上がったら次は古民家再生セミナーの申請資料作成。
協力隊2年目は適度に忙しくスタートしてます。
そして今回はマジメなお金の話。
30歳にして非正規&有期雇用のkuro隊員が思う事
協力隊任期2年目を迎えるにあたり、活動方針や副業、任期中の起業について等々、じっくり考える時間がありました。1年目はとにかく何でもやるのが目標でしたが、2年目は自身の任期後に繋がり、かつ地域おこしともなり得る事をメインに活動したいと考えています。
つまり2年目の活動は今後の人生に直結する、と言っても過言ではないような気がします。いや待て、逆だ。直結する事を活動にしなきゃイカン。
そうなると当然収入面についてもシビアに考える機会となりました。
ちょうど禁煙を始めたことにより月7~8千円も浮くはずだし、月々の家計簿をまずは見直してみました。この記事が「協力隊になりたいと思っているけど収入面に不安がある方」への参考になる事を願います。
なお禁煙が成功した前提で記事を書いていますので、捕らぬ狸の皮算用的な要素を含んでいます。いや、成功するから大丈夫なはず。もらいタバコしちゃってるけど。
とりあえず月々の家計簿を見直す
家計簿を現在版に見直し
コチラを参照...と言いたいところですが関係ない話が多いですね。マネーボールの話とか本当にどうでもいいでしょう。
とりあえず大事な部分だけ内容を抜粋して、現在の支出額を追記。
- 総支給額 :205,000円
- 手取り :174,018円
- 電気料金 : 4,000円
- 水道料金 : 4,000円
- ガス料金 : 10,000円※冬期は+10,000
- 保険料(車) : 4,000円→5600円(傷害保険加入)
- 通信費 : 15,500円→14,000円
- 新聞代 : 2,500円
- 交際費 : 35,000円
- ガソリン代: 18,000円
- 食費 : 30,000円→35,000円(自炊する機会が減った)
- 美容室 : 4,000円
- 雑費 : 10,000円
- 積立預金 : 10,000円→13,000円(投信積立開始)
- 予備費 : 10,000円
- 残金 : 16,018円→8,918円
あれ、タバコ代が浮いたはずなのに色々かさんで以前より残金減ってるし。
とりあえず月々はこんな内訳です。一応予備費が10000円と残金9000円弱ありますが、例えば1月は新年会で消え、2月はクライミングシューズに消え、3月は車の修理費に消えました。まぁそんなもんです。4月は恐らく本州出張時の飲み代に消えるでしょう。
そして5月以降は住民税や車税や車検で消え続けるでしょう。
注目の変更点・投信積立
どうって事でも無いですが、3月から定期預金の積立に加えて投資信託の積立も始めました。実は初体験の投信。
月々3000円なので、これが将来的に大きな利益になる訳では全くないですが、定期預金の積立を増やすよりはよっぽどマシ。
しかし投信積立を開始する前に、確定拠出年金への加入も真剣に考えました。ちょうどボルダリングジム運営委員会の口座開設で北洋銀行池田支店を訪れた際、見事に営業をかけられました。でも良い話が聞けました。
2017年1月から第2号、第3号被保険者も加入可能となったこの制度。早い話が自分で将来の年金を積み立てるってヤツですが、これが第1号被保険者以外も加入できるようになったという時点で、我々は将来の年金には期待できないって事が確定しましたね。
まぁ年金の不安はおいといて、結局これはお断りしました。老後の不安ももちろんありますが、それより数年先の収入すら怪しい立場なので今は不要と判断。代わりに投信積立でちょっとだけ積極運用。
協力隊任期中にいくら貯める?
協力隊の給料を限界まで切り詰めたら?
上記の家計簿からわかる通り、まぁそこまで浪費していないと思いますが、仮にギリギリまで切り詰めたらこんな感じでしょうか。
- 通信費を格安SIMにして-8000円
- 飲み会と会食控えて交際費-10000円
- ドライブ控えてガソリン代-5000円
- ガッチリ自炊して晩酌も一切無くして食費-10000円
- 髪の毛を床屋で切って-1500円
- 洗剤やシャンプー等も全て安いものにして雑費-1500円
計36000円節約可能?かも知れませんがあくまで机上の空論で死ぬほど切り詰めた結果ですからね。
携帯キャリアの保証が無く性能も低いスマホに持ち替え、飲み会も会食も極力断り、休日も趣味のドライブと観光を我慢して、どんなに忙しくても自炊を続け、床屋でチャラつかない髪型に落ち着けて、日用品も激安なものだけを使う。
そうすると現在の貯金額と比べた場合、こんなに差が出る。
残り2年現在の貯金額:計312,000円(13,000×24か月)
死ぬほど切り詰めた場合:計1,176,000円(49,000×24か月)
その差なんと816,000円。余裕で起業資金として使えるわ。
本当に日々の積み重ねって大きなもんですね。
切り詰めるよりも収入を増やす
「でも本当にそこまで切り詰めたいか?」と言われたら即答でNOです。
飲み会で地域の飲食店にお金を落とすのも立派な貢献だし、あちこちに出かけて交流を増やしたりするのも自信の将来にとって必要な事じゃないかと思います。
地域おこし協力隊うんぬん以前の話として、豊かな人生を送るためには節約ばかりではちょっと寂しい気がします。適度に遊んで適度に貯めて備えて、できるだけ多く自己実現していきたいですよね。
色々な趣味に挑戦して全部がそれなりのレベルになれば、それだけで楽しく忙しい人生を送れる事間違いなし。その習慣があればどんどん新しい道も拓いていける。
じゃあ今の生活水準を保ったままで交流や経験を積んでいくためには収入を増やすしかない、ってのが結論です。そう、足りなきゃ稼げばいいじゃないか。
じゃあいくら稼ぐの?
もう一度、家計簿から導き出した数字を。
残り2年現在の貯金額:計312,000円(13,000×24か月)
死ぬほど切り詰めた場合:計1,176,000円(49,000×24か月)
これが目安かなと思います。
現在の貯金額-死ぬほど切り詰めた場合=-36,000円
この差額の36,000円を副業で稼ぐことができれば、生活水準を保ったままで任期終了時点で1,176,000円も貯まっちゃう訳だ。じゃあ+αで稼げばさらに自分に対して投資できたり、あっちこっち観光できるって計算になる訳だ。
ちなみに複業収入について書いた記事はコチラ↓
とりあえず2017年度の副業の平均月額は30,000円が目標なので、上記の差額36,000円から見ると若干不足してますが大差無し。2018年度で副業平均月額は100,000円の予定(!)なので楽に100万円は超える計算。
協力隊のみなさん、賛否両論はあるでしょうが地域おこしに直結しない副業も絶対必要です。最低限の収入が無いよりはあったほうが、余計な心配無く地域おこしに邁進できるのではないでしょうか。
最後に
とりあえずkuro隊員は老後よりも数年先の心配をすることにしました。
協力隊終了後にゲストハウスを経営していくつもりですが、それ以外に何をするかで開業資金がいくら必要かも変動するため、とりあえず100万円を基準に考えてみようと言う単純な目安です。
もちろん目標の上方修正があるように行動していきます。
ではまた(^O^)/