こんにちは。
北海道十勝地方池田町の地域おこし協力隊、kuro隊員です。
昨日の記事で紹介したばかりですが、実は結構スケールの大きなイベントだったので改めて書きます。
十勝ワイン×北の屋台
アツいタッグの一大イベント
十勝地方の中心都市、帯広市のイチオシ観光スポットである北の屋台。
「十勝」の名を冠した池田町が誇る十勝ワイン。
北海道十勝エリアの観光を語る上で外せないこの2大事業がコラボしたイベントが開催されます。
「とかちワインロードin北の屋台・十勝乃長屋」
なんと北の屋台・十勝乃長屋全店が参加するのは初ということで、それだけでも一見の価値ありでしょう。
開催日である2/4~5は全店でセイオロサム(赤)を提供するようです。
とかちワインロード概要
- 開催日:平成29年2月3~4日 17:00~21:00
- 参加店:北の屋台&十勝の長屋全店
- 試飲コーナー(十勝ブランデー&すももワイン)
- 全店で使用可能な十勝ワイン1杯無料券!
- 1杯無料券を使ってワインを飲むと抽選券をゲット!
全店共通で使える無料券ってすごいな。本当に十勝ワインがぶっちぎりで主役のイベントなんてアツい。アツすぎる。
ブドウ・ワインシンポジウム2017in十勝
池田町が属する十勝管内でも、ブドウ栽培に挑戦する自治体が増えています。
新たな産業、地域活性化のための策として注目が集まり、ブドウ栽培やワイン造りに関連して食材・料理の開発やワイナリー見学等の観光地作りなど、地域に多くの可能性と意欲をもたらしていると感じます。
そういった流れに携わる関係者たちの意志統一、あるいは情報交換などを目的としたシンポジウムが開催されます。
「ブドウ・ワインシンポジウム2017in十勝」
- 開催日:平成29年2月3日14:00~16:30
- 会場:とかちプラザ 2Fレインボーホール(帯広市西4条南14丁目)
- 講演:4件(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の安井所長も講師の一人!)
- 事例発表:4件(池田町のFar夢楽縁も発表しますよ!)
講師の一人「ワインアンドワインカルチャー株式会社 代表 田辺由美氏」は池田町出身のワインコンサルタントです。
十勝ワインの父、故丸谷金保元池田町長の次女としてワイン文化普及のため様々な活動をされています。
日本にワイン分化を定着させた功績を認められ、フランス政府から農事功労賞を受賞したそうです。すげー。
...と、書いているうちに講演を聴いてみたくなってきました。
シンポジウムは1/27の応募締切が2/1まで延長しているので、参加しようと思えばできるんですねこれが。まだ定員100名に達していないのかな?
ちなみに定員50名の試飲会・懇親会は満員のようで...。
まぁそりゃ試飲会は人気あるでしょうな。
どちらかと言うと観光寄りの内容で、観光振興はkuro隊員のミッションではないのですが池田町民の一人としては十勝ワインの知識をもっと深めたいし、田辺由美氏を実際にこの目で見てみたい。blogネタにもなるし勉強のため参加してこようかと思います。
思いつきで行動する男、kuro隊員。
どうせとかちワインロードに行く予定だったし、シンポジウムにも参加します。決定。
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余談・ソムリエという資格(呼称)
ついでにワイン絡みのネタを一つ。
ソムリエってよく聞くけど、実際はどんな資格なのか?調べてみました。
以下、一般社団法人日本ソムリエ協会から引用。
ソムリエの定義
“ソムリエ”とはワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識を有し、その仕入保存、在庫・品質管理、サービス方法等に留意し、個々のお客様の求めに応じる。また酒類及び料理選択の際には適切な助言をおこない食事内容を健全で豊かなものにし且、食事環境を清潔、衛生的で快適な雰囲気にすることを目的として、良質の物的・人的サービスの提供を行うことにより経営の安定化、及び飲食の快適性、安全性、文化性の維持向上を推進するものである。その活動の場は飲食提供を行う場であり、ワインを中心とする飲料のサービスを専門的に携わる者の「職業」を言う。
つまりワインの深い知識+食全般の幅広い知識+食環境を安全で楽しくする人。
スーパーマンってことでいいですね、これは。
尚、これまで日本では「(シニア)ワインアドバイザー」という呼称が世界的に言うソムリエに相当するものだったのですが、2016年にそれを統一しようと「(シニア)ソムリエ」という呼称に変更したようです。
また「ワインエキスパート」という資格もあります。
ソムリエの受験資格にはワインに関連する職業や従事している年数等の条件がありますが、エキスパートは職業・経験不問です。
ソムリエがプロ向け、ワインエキスパートはワイン愛好家やソムリエ見習い(まだ受験資格を満たしていない人)向けといったところでしょうか。
試験の内容を見てみると、筆記+テイスティング+サービス実技(ソムリエ)、小論文(シニアワインエキスパート)という流れ。
ハードル高いっすね。
高い水準のサービスレベルを保つためには簡単すぎてもマズイですもんね。
なお池田町では独自の資格制度があります。
「十勝ワインバイザー」制度。昨年で13回目を迎えました。
kuro隊員も挑戦するつもりでしたが、あいにくマラソン大会と重なったため泣く泣く不参加。今年も重なっていまうんだろうか...。
なお、公式の案内にも書いてあるように難易度は低いみたいです。
バイザー制度のご紹介/TOKACHI WINE Since 1963 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所
合格者には認定証とバッチが交付されるようなので、十勝ワインファンはぜひ池田町で受験しましょう。
試験の後は町内飲食店で乾杯しましょう。
以上、アツいイベントとワインに関する余談でした。
ではまた(^_^)/~