"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

絶対達成というシンプルな考え方~やれない理由を探すな!~

あけましておめでとうございます。

北海道池田町の地域おこし協力隊、kuro隊員です。 

2017年もよろしくお願いいたします

 

さて、新年1発目の記事はコレにしようと早くから決めていました。

絶対達成

横山信弘氏による行動管理の手法です。

いわゆる自己啓発と言ってしまえばそれまでですが、kuro隊員の思考の根幹にある考え方なので、新年の戒めとアウトプットとして書きます。

「あたりまえ」の考え方

「目標達成はあたりまえ」「仕事にモチベーションは100%必要無い」と言い切る横山氏には全面的に賛成です。

※信者的に崇拝しているとかではないですよ。あくまで提唱している方法論に賛同できる、というだけで。

 

ある目標があったとして、それに対して「達成してあたりまえ」と「できる限り達成を目指す」の違いってどう思いますか?

経験上、後者を口にする人はほぼ達成できません。

そもそもできる限りの範囲でしか仕事をしないからです。

そして達成できなかった理由を聞かれた時には「目標設定がおかしいと思っていた」とか「他の業務が急に入ってきて」とか言うタイプが多いと個人的に思います。

それらの理由がその場しのぎでも事実だったとしても、目標達成できなかった時には言い訳や負け惜しみでしかない訳です。

 


 

現状維持バイアス

とは何か?

現状を現状のまま維持しようとする無意識下における心理的欲求、とのこと。

早い話、業務の改善点を指摘されても「今までのやり方に慣れているから変えたくない」という執着です。

まっさらな新入社員でもない限り、誰もがこのバイアスにかかっていると言っていいでしょう。

 

ではそこに改善をもたらすことは不可能か?

答えはNOです。

インパクト×回数

によって人は、思考は変わります。

例えば弱いインパクト。物腰柔らかいけど細かい上司から毎日朝昼晩と仕事のミスを注意されていれば、さすがにミスしないようにと感じるでしょう。

反対に強いインパクト。普段から温厚で怒る姿を見たことがない上司に、自分の怠慢によるミスに対してフロア中に響き渡る声で叱責された。これは強烈な体験ではないでしょうか。

ただし当然そういったインパクトと回数があっても、「変わるぞ!」と意気込んですぐに変われるなんてことはありません。

そこには4つのフェーズがあります。

  • 無意識的無能(わからないしできない状態)
  • 意識的無能(わかっちゃいるけどできない状態)
  • 意識的有能(がんばる状態)
  • 無意識的有能(あたりまえ状態)

目指すは一番下の無意識的有能です。

 

新入社員は仕事の進め方も知らないし、できない(無意識的無能)。

一度仕事の進め方を教えてもらったけど、実際に自分でやってみるとうまくいかない(意識的無能)。

方法を理解して、実践もできるようになったけど不慣れで時間がかかるし、頭をフル回転させて何とかこなしている(意識的有能)。

何も考えなくても仕事を高水準に作業感覚でこなせる(無意識的有能)。

 

最初はできなくてあたりまえ。

とにかく考えて行動して改善していけば、誰でも「意識的有能」までは辿り着けます。

実は一番しんどいのはこのフェーズ。

「わからない」「できない」うちは与えられる責任も少なかったり、感じる義務感も少ないのが一般的かと思います。

しかし意識的にでも「できる」ようになればそこには期待と責任が生じます。

ここで立ち止まるとその先はありません。辛くても走り続けなければなりません。

なので「がんばる状態」と名付けているんですね。

 

大いなる勘違い「楽しい=楽」

割とはびこっている図式かなと感じます。

大変だけど楽しいことだってたくさんあると思うんですけどね。

 

よっぽど精神的に参っているor期待値の低い人じゃない限り、「無理しないでね」という言葉は不適切だと感じます。

今のキャパシティでできる範囲の仕事しかしなければ、そこに改善は生まれません。

「別に高望みしてないし、自分のできる範囲だけでいいじゃん」というのはただのエゴです。会社という組織に属している以上、自分の食い扶持以上を常に確保していかないと、あなたはそこに存在できません。

その考えは完全にフリーランスになってから実践すればいいと思います。

このご時世に言うと誤解を招くかもしれませんが、成長したいなら多少の無理は必要じゃないかと思います。あくまで正常な判断ができる精神状態ならね。

 

ただの精神論ではない

他にも様々な考え方や手法が登場します。

「倍速管理」「行動のロック」「ラポールの構築」等、基本的なように思えても「なるほど」と言ってしまいます。

ただ単純に無理してでも成長しようと言うだけなら響かないでしょうが、こういった手法を交えて主張するところが精神論とは違います。

 

kuro隊員がこの考え方と出会ったのは26歳の頃。

それまでに何の裏付け尾も無いけど感じていた行動指針をそのまま言葉にしたようなこの考え方に出会って、めちゃくちゃスッキリした記憶があります。

 

協力隊というやや緩い環境において、その意識を失わないように新年1発目の記事としました。

百聞は一見にしかず、興味がある方はぜひ調べてみて下さいな。

本は持っているので貸します笑

絶対達成マインドの作り方

ギターに立てかけて撮影。特に意味は無いですが。

 

ではまた(^O^)/