"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

【映画#3】言の葉の庭に思うライトな作品の魅力

こんにちは。

北海道池田町”元”地域おこし協力隊、現在は池田町議会議員のkuro隊員です。

言の葉の庭

言の葉の庭

アフター5的な時間が貴重な今日この頃です。

ちょっと前に観た秒速5センチメートルがなかなかよかったので、同じく新海誠氏の作品をチョイス。

www.kuroroman.com

 

"言の葉の庭"って映画の感想!

 

 

45分のライトな作品

prime videoの無料作品を物色していて、新海誠氏の作品であり、尺の短さもあって選択しました。

 

先に結論から言っておくと、

面白かった

ですよ、もちろん。

45分という短さなので、時間がなくてもサクッと観られたのでなおよし。

 

で。

何が一番の印象かってね。

 

男子高校生から見た

大人の女性への憧れ

への共感、というかなんというか。

 

タカオ(主人公)の気持ち

すげぇわかる

って感じです。

 

こんな出会いあんの?

 

 

作中では"雨"が重要なカギとなっていまして。

主人公であるタカオ(高校生)とユキノ(元教師)は雨の日に公園(庭園?)で出会うんですけども。

 

その時、ユキノは朝っぱらからチョコレートをつまみにビールを飲んでいるというアブナイ感じの人なんですね。

 

ただし、ふと目が合って二人がちょっと固まるんですが、その瞬間のユキノが

すげぇかわいい

んですよ(語彙力)。

ビールの缶を口元にやったまま固まっているんですよ。

すげぇかわいい

んです(語彙力)。

 

もともとお互い、その庭園で過ごす理由や事情を持っているのですが。

偶然出会い、特に明確な約束をせずとも、雨の日=また会えるというのが二人の暗黙のルールとなっていって。

 

梅雨の時期に出会い、お互いのお弁当を味見しあったり、タカオが靴職人になる夢を打ち明けたり、梅雨が終わってユキノが寂しそうにしていたり、と。

 

こんな出会いと関係

めっちゃ素敵

ですよねぇ。

 

高校生の頃にこんな出会いを経験していたら、さぞかしその後の価値観に影響があっただろうなぁ、と。

 

いい意味で浅い

45分という尺のせいか、もともとそういう意図なのかはわかりませんが。

登場人物やその背景の描写が必要最低限なところがあっさりしていて逆に良かったかなぁと思います。

 

タカオの家庭やユキノの過去についてなど、作中で触れられるのはわずかな時間のみです。

過去のトラウマや事情が、作中で進行する現在に何らかの問題を生じさせていて、終盤で未来に向けて解決していく...というのがストーリーの王道的な展開だと思うんですが。

この作品も、その王道的な展開には違いないのですが、深すぎないんですよ。

過去、現在、未来すべてに触れてはいるんですけど、重たくないというか。

いい意味で

浅い

のがよかったですね。

 

ラストもごちゃごちゃせずにサクッと終わります。

あっもうこれで終わりなのね、ってくらいにライトな感じ。

 

伏線をバリバリに張り巡らせてある物語も、それはそれでもちろん面白いし、続きが気になってしまうのですが。

パッと気軽に観て

あー面白かった

で終わるのも悪くないもんだと思いましたね。

ちょっと物足りないくらいでも、ライトな後味を楽しめるというか。

 

そんな感想でした。

 

最後に

おなじみAmazonプライム(Prime video)で映画をつまんでいるのですが、もっと2時間くらいの作品も観たいのが正直なところです。

 

新海誠氏の作品が2本続いたので、この流れで"君の名は"も観てみようかと思ったり思わなかったり。

 

ではまた(^O^)/