池田町地域おこし協力隊~kuro隊員の活動日誌~

平成28年4月。30才目前にして、北海道池田町地域おこし協力隊として移住したkuro隊員の活動をダラダラ綴ります。

RED POINT運営記Vol19~"私は〇〇級クライマーです"って何が基準?~

こんにちは。

北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、読書と映画に飢えているkuro隊員です。

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自称〇〇級クライマーについて考える

前々から疑問に思っていた事ですが、ボルダリングジムには1つのグレード(級)に対して複数の課題があるじゃないですか?

規模の小さなジムであるRED POINTでも5級なんかは20種類以上あります。

じゃあその内の何個を落としたら「俺は5級クライマーだぜ!」と名乗れるようになるのか?全部?半分?それとも1個でもOK?

そんな事を考えてみますよ。

前回の運営記はコチラ↓

www.kuroroman.com

そもそもグレードの定義って?

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テープの色で分けられるグレード

駆け出しクライマーのみなさま、ジムのスタッフが何を基準に「この課題は〇級だね」と決めているのか疑問に思った事はないでしょうかね。

結論から言うと明確な基準や絶対的な条件など存在しません。同じ級でも課題一つ一つで差があるし、ジムによっても難易度はバラバラです。さらには登る人のリーチや筋力によっても体感グレードは大きく異なります。

「(経験的に)この課題は〇級かな」「難しいけど2級まではいかない(ので3級だ)」など、課題を作った人の経験や主観、他の課題との比較に基づいて決めたものだと思ってくださいませ。

ちなみにジムの課題ではなく「外岩の課題」には、「忍者返し(東京都青梅市御岳)」「エイハブ船長(長野県川上村小川山)」と名付けられた、グレードの基準となる課題があるようです。ちなみにどちらも1級課題。

自分のグレードは何級?

課題設定に絶対的な基準が無いのはよいとしても、「今の自分は何級クライマーなんだ?」って気になりませんかね?

ボルダリングはスポーツであり、段や級で自分の実力が表される以上は少しでも高いグレードを名乗りたいじゃないですか。「〇〇さん何級登ってるんですか?」と聞かれたら、サラッと「1級とか初段とかだよ」って言いたいじゃないっすか。特に女子に対してな。

自称するグレードの判断基準として考えられるのは...(例として4級クライマー)

  • 4級課題を全て落とした→4級クライマー!
  • 4級課題を半分落とした→4級クライマー...か??
  • 4級課題を1個落とした→多分4級クライマー名乗れない

1個落としただけで他の課題に全く歯が立たなければ、やっぱりそのグレードを名乗れないような気がしますね...。

まぁ明確な基準が無い以上は、自分のグレードなんて好きに名乗ってもいいんでしょうけど、なんか見栄を張ってる感が拭えない。かと言って全部の課題を落とさなきゃ名乗れない!ってのも厳しい気がする。

間を取って半分でいいんじゃないか。

ボルダリング検定におけるグレード判別

そんな曖昧な判断基準にもやもやしていたら、2017年11月に開催された「第1回ボルダリング検定会(日本クライミングジム連盟)」によってすっぱり解決しました。

以下、同連盟HPより引用。

ボルダリング検定はクライマーのボルダリング能力技能を検定会を通じてジム連盟が評価し、段級位の認定と登録を行う新しいスポーツ技能検定です。ジムを利用するクライマーの新たな目標として、また上達の指標としてコンペとは異なる挑戦の場を提案します。

はい、なんとジムで登るクライマーたちを公式に評価するための検定ができたのです。

他のスポーツに目を向けると技能検定制度は数多くあり、特にテクニカルな種目ではレベル向上と振興に大きな意義を果たしてきた歴史があります。しかし同じく技術系のスポーツであるクライミングにはなぜこれまで技能検定がなかったのでしょうか? それはクライミングの難易度を表すグレードシステムには多様かつ千差万別な要素があり、それを一元的に体系化することが非常に困難だからです。

連盟が言うくらいだから、課題の難易度やグレード感の統一がいかに難しい事かおわかりいただけるでしょう。決してkuro隊員やRED POINTスタッフがダメな訳じゃないのですよ。(言い訳)

で、気になる検定方式と合格基準!ここに答えが!

5級から1級まで5クラス、各クラス5課題の成績で評価します。

5級〜3級まではセッション方式。2級と1級はセッション方式とベルトコンベア(IFSC)方式を混合して行います。

セッション課題は完登の有無を、ベルコン課題はトライ数を含めたIFSCルールに基づく成績で評価し、5課題中3課題以上完登すれば合格とします。ただし、成績(完登数)により3段階の合格等級があります。

例えば、3級の検定で5課題中4完登の成績だった場合、認定される等級は3級シルバーとなります。

バッチリ書いてありますね!

5課題中3課題以上完登で合格、と!

つまり同じグレードの課題を半分以上落とせたら、そのグレードを名乗っていいってのはそんなに見当違いではなかったんですねぇ。

ちなみに5課題中3課題完登でブロンズ、4課題完登でシルバー、5課題完登でゴールドマスターと分けられており、同じグレード内でも区別されるようになっています。

 

という訳でRED POINT基準は、

同一級の課題を半分落とせば、その級を名乗ってよい!

それでいいよね。

その基準ならkuro隊員は3級クライマーだから、それでいいよね。

オンサイトとレッドポイント

そんな感じで日本クライミングジム連盟の意向に基づき勝手にRED POINT基準としてみた訳ですが、もうちょっと具体的にグレードを表す方法もあります。

それがオンサイトとレッドポイントに分けちゃう方法ですね。どちらもクライミング用語です。

  • オンサイト:初めてトライする課題を一撃で完登すること
  • レッドポイント:2回目以上のトライで完登すること

当ジムの名称にもなっているレッドポイントは「一度失敗しても諦めずに何度もトライしてクリアする」的な意味も含まれています。

ちなみに同じ一撃完登でも、オンサイトは完全に初めて目にする課題を一撃完登の場合のみを指します。他のクライマーのトライを見て課題についての前情報がある場合などは「フラッシュ(フラッシング)」と呼ばれるので注意。

この2つのクライミング用語を使えば、「〇級クライマー」よりも明確に実力がわかります。

例えばkuro隊員は3級クライマーを名乗っていますが「オンサイト4級・レッドポイント3級」です。4級は一撃で落とせる場合もある3級クライマー、ですね。

これがもし「オンサイト5級・レッドポイント3級」だと、一応3級も落としているみたいだけど4級をオンサイトできる程の強さじゃない、って読み取れますね。

ただしオンサイトのチャンスがあるトライは一つの課題につき一回のみ。その時はいつも以上に丁寧にオブザベしてトライしましょう!

最後に

上記で紹介したボルダリング検定ですが、第1回は東京都、第2回は奈良県で開催されましたが、2018年度の開催地は未定だそうです。

いずれ北海道で開催されるとしてもきっと札幌でしょうかね。

果たしてその頃、kuro隊員は何級クライマーになっているのか。怪我してボルダリングを諦めてないといいのですがね笑

 

ボルダリング、楽しいですよー。

ではまた(^_^)/~

 

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