池田町地域おこし協力隊~kuro隊員の活動日誌~

平成28年4月。30才目前にして、北海道池田町地域おこし協力隊として移住したkuro隊員の活動をダラダラ綴ります。

地域おこし協力隊1年目の教科書Vol2~着任直後のスタートダッシュ編~

こんにちは。

北海道十勝地方池田町地域おこし協力隊、2017年中に3級クライマーを目指すkuro隊員です。

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着任直後からスムーズに活動するために

半年以上前にも分不相応に偉そうなタイトルでVol1の記事を書きました。

Vol2書きますとか言っといて物凄い時間が経過している訳ですが、それはkuro隊員blogあるあるなのでスルーしてくだせぇ。

さて着任直後のスタートダッシュについて。全てkuro隊員が実践した例ではありませんが、振り返ってみると「これやっときゃ良かった」的な反省も盛り込んでいます。

前回の記事はコチラ↓

www.kuroroman.com

引っ越し~初出勤

身の回りの手続きや片付け

移住やUターンを考え始めて求人を探し、書類審査をパスして面接もパスして、期待に胸躍らせ着任地へ到着。ついに協力隊生活の始まりです。

早速役場で転入の手続きを済ませたり住居に案内してもらったり、バタバタしますがやるべき事は山積みなのです。

まずは転入手続き。水道ガス電気等の料金手続き。郵便局への転送届。そして何よりも引っ越し作業。しんどい。

多くの場合は初出勤の前日以前に現地入りするかと思いますが、移動で疲れた身体にムチ打って動き回りましょう。

まずは引っ越し作業を全て終わらせる。活動が始まってからもダラダラ整理や片付けをするのは効率悪いです。歓迎会や顔合わせ的な飲み会も入ってきます。全く歓迎会の無い町もあるそうですが。別に協力隊に限った話じゃないですがタスクは前倒しで済ませる事を強くオススメしたい。

近所への挨拶もパパッと済ませましょう。「協力隊ってなによ」と聞かれる事はちょっと面倒くさいですが、どこに「アイツは俺のところに挨拶にも来やしねぇ」オジサンが潜んでいるかわかりません。潰せるリスクは潰しましょう。前倒し。

町を歩く

挨拶を終えて部屋も片付いたら町をウロウロしてみましょう。観光スポットを一通り観て回り、その後は駅の周辺や商店街など町の中心部っぽいエリアも歩いてみましょう。車で通過するだけじゃなくて歩くのがポイント。深い理由は無いけど。

そしてこの時必ず、買い物でも食事でもいいから地元の商店に立ち寄る事。結構な確率で「こいつ見かけねぇ顔だな...」と訝しむ熱い視線を感じるはずです。

そんな視線を感じたら決して睨み返さず「実は私、昨日この町に引っ越してきまして...」と営業スマイルきめつつ勝手に自己紹介始めましょう。聞かれなくても勝手に。

多くの自治体の場合、初出勤して着任式とか辞令交付を受ける様子が広報紙や地元紙に掲載されます。それである程度認知はされますが、やはり実際に会って挨拶をしておくと好印象を与えるように思います。

敢えてわかりやすく言えば「こいつは引っ越してきてすぐに商店街回って挨拶してた!見所のあるヤツだ!」的な。kuro隊員は辞令交付式の記事が出て2週間後くらいに商店街を回ったので、もっと早く行けば良かったなぁと反省。

知らない町に来てすぐに飛び込みで挨拶にいくなんてハードルが高い、と思われるかも知れませんが、基本的に「地域おこしのために来たんだ」と言えばみんながみんな大歓迎ではないとしても半数以上は「まぁ頑張ってね」と言ってくれます。多分。

ただし地雷を踏む事もあるので要注意。ちょっと個性的な人の店にうっかり行ってしまってやたら絡まれる事も無いとは言えません。

kuro隊員は思いっきり地雷を踏んでしまい、後にその店主と大喧嘩にまで発展しました。皆様お気を付けくださいな。

初出勤~オリエンテーション等

名刺の出番

いよいよ初出勤の日。自治体によって様々でしょうが、4月から着任なら新採用職員と一緒に辞令交付式に参加したり、中途半端な時期なら町長室で個別に辞令を受けたり。何となくフレッシュな気持ちになります。よし今日から頑張るぞ的な。

その後は自治体の担当職員から色々と説明があったり所属先との顔合わせがあったり、観光協会や商工会などへの紹介ツアーがあったり。つまり町民たちと多く知り合う機会があります。そんなの全く無かったよって隊員もいますが。

前回も書きましたが、ここでしっかり名刺を用意しておきましょう。着任してから作るって自治体もありますが、挨拶回りしているのに名刺持っていないってイカンでしょう。個人的にでもいいので作成しておく事を強くオススメします。

人間関係は各自の関係者を優先

さてここからの土台作りは多種多様。

ミッション型なら与えられた業務をいち早く覚える。業務関係者を優先して人間関係を構築しつつ、飲食店や小売店なども可能な限り利用する。というか業務が優秀なら自然と一目置かれるでしょう。

フリーミッション型なら自分が目指す方向に関わる人を見つけましょう。商店街活性化なら商工会や商工業者、空き店舗オーナーなど。そもそも方向性が定まっていないのであればとにかくおしゃべり好きな人と仲良くなって情報収集。そこからニーズを汲み取ってみましょう。

どちらにしてもまずは味方・仲間を探しましょう。ドラクエでもFFでも物語の序盤は仲間を探しますからね。仲間探しは鉄板なのです。多分。

いわゆるメンターや信用できる友達がいれば公私ともに気楽になります。愚痴をブチまけて問題解決するとは全く思っていませんが、そんな解消法を必要とする人は友達なりメンターなりを探しましょう。

「町内」という狭い範囲に捉われすぎない

メンターの話が出たので補足。

協力隊として着任すると、知らず知らずの内に視点が狭まっていくように感じます。町内の人を巻き込んで、とか町内の事業者に仕事を頼んで、とか町内でコミュニティを作る、とか。

愛町購買運動に賛同するのはもちろん良い事だし、協力隊の給料の元は税金である以上、町内還元できれば最高ですが割高な商店ばかりで買い物していて生活が困窮するのは如何なものかと。

それだけ地域にフォーカスできているとも言えますが、フォーカスしすぎるのも活動の幅を狭めます。イベントでもものづくりでも全てが一つの町で完結できるならいいのですが、町内に適した事業者や人材が見当たらなければ迷わず他の町にも目を向けましょう。

メンター及び仲間探しも同じ事です。町内で仲良くなれそうな人がいないなら、隣町でも全然OKでしょって話。無理して孤独なまま活動して楽しいかい?って話。

そもそも同志であるはずの協力隊員が他にいたとしても、仲良くなれる保証もないですしね。

町内で人間関係の土台ができたら

総務省HPによると地域おこし協力隊は平成28年度時点で3,978人いるそうです。導入している自治体数は886。先日何かの研修では4,000人を突破したとの情報もあります。

町内である程度人間関係の土台や方針が見えてきたら、近隣自治体の協力隊とコンタクトを取るのもオススメです。

前述の仲間探しにも関連しますが、協力隊の人数が年々増えているとは言っても一つの町には単純計算で4~5人。隣接している自治体が3つあれば、全部で20人近くの同業者がいる訳です。

早めにコンタクトを取って繋がっておく事をオススメします。単純に仲間を増やす意味以外にも、例えば自分が役場に対して前例の無い事を要求する時。よく考えられるのは「副業を許可してほしい」とか。

誤解を恐れず一言で表すと、大概の役場は前例が無い事には消極的です。以前から慣例で認められている事なら他所と比べて多少イレギュラーだったとしても疑問を抱く事無く承認していくもんです。

逆に慣例という前例が無ければ、担当者がよっぽど積極的な職員でない限りは斬新で先進的な事業なんて99.9%発生しないと思っておいた方が良いです。担当職員の良し悪しは協力隊にとっていわゆるアタリハズレの一因です。マジです。

そんな時に多少は効果的なのが「〇〇町ではこういった事例があって認められているよ」とこちらから道を示してあげましょう。もう一度言いますが多少は効果的です。説得材料は無いよりあったほうがいい。

そんな情報を入手しやすくするためにも、近隣自治体の協力隊員とは早めに接触して情報交換しましょう。都道府県単位で協力隊を集める研修なんかも開催されますが、その時を待っていては時間の無駄です。

前倒しで動けば動くほど、後々が楽になります。協力隊の任期は3年間しかないんですからね。前倒しでガンガン行動に移しましょう。

活動方針を定める

任期後のビジョンから逆算

人間関係について一通り語ったので、次は協力隊の活動そのものについて。

主にkuro隊員の経験から書いているので、特にフリーミッション型&任期後のビジョンが確定していない&起業希望、の場合を想定して下さいませ。

ざっくりでいいので、まずは3年間を1年づつ区切ってどう過ごすかを考えましょう。任期後にボンヤリでもやりたい事があればそれも含めて。

  • 1年目:とにかくイベント、研修、飲み会全てに参加して人脈を広げつつ、ナリワイ候補を探す(手当たり次第に可能性探し)
  • 2年目:1年目に広げまくった人脈やナリワイ候補を絞り始める(できれば少しでもいいから収益を挙げる)←今ここ
  • 3年目:ナリワイ化を目指す事業に集中(協力隊の給料はベーシックインカムくらいに考え、自身の事業だけで生活できるレベルで稼ぐ)
  • 任期後:ゲストハウス、BAR、blog、ライターとして複業で生計を立てる

kuro隊員の場合はこんな感じでした。本当にザックリでしょ。

協力隊は便利屋でもなければ臨時職員でもないので、無条件にイベントの手伝いに参加する必要はないと思っています。が、町内で町民向けの商売(飲食店とか)を考えているなら、自分を売り込むためにお祭り等は積極的に手伝うべきかと思います。何となく手伝うだけでも顔が売れて何かと都合良いですが、目的があった方が効率的ですね。

「ただ誘われたから...」と受け身で参加するのは止めましょう。最初の内は(特に若ければ若い程)好奇心で誘ってくれる人もいるでしょうが、原則は能動的に行動する事。自分から行動せず意見もしなければ、どんどん「アイツは消極的でダメだ」なんて噂が広まります。田舎の噂はJアラート並みに拡散。

ザックリ&ボンヤリでもいいから任期後のビジョンと3年間の過ごし方をまとめてみましょう。

SNSをはじめる

TwitterでもFacebookでもInstagramでも、何でもいいから始めてみましょう。むしろ全部やっちゃいましょう。利用者層や拡散力がそれぞれ異なるので。

情報収集&発信にフル活用して、自分の活動や任期後の事業の宣伝なり、無料で使える情報ツールとして育てていく感覚で。SNS運営が協力隊業務の一つって自治体もあるので、「フリーミッション過ぎて何やったらいいかわからん」って人は「SNSで地域の魅力を発信します!」と提案してみてください。

ちなみに協力隊Facebookページに関して、興味本位でこんな調査しています↓

www.kuroroman.com

地味に当blogトップクラスの人気記事だったりします。

最後に

Vol1に続き思いつくまま書いていたら全体的に荒い文章となってちょっと反省。あ、いつもか。

自身の体験と反省を盛り込んだつもりですが、また思いついた事があれば追記&リライトします。

まだ隊員歴1年半の癖に偉そうな目線で恐縮ですが、誰か一人でも活動のヒントになれば幸いです。

 

ではまた(^_^)/~

 

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