"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

ボルダリングDIY記Vol19~来訪者が増え続ける中ついに完成したゴミ箱~

こんにちは。

北海道池田町の地域おこし協力隊かつ駆け出しボルダラー、kuro隊員です。

ボルダリングジムDIY中 漆喰塗りの前に隙間を埋める

モノづくりって大変だ

別にここ最近で気付いた話ではないですが、自分の手で1から何かを作り上げるのって大変ですね。kuro隊員のように不器用な人にとっては特に。

ここ数日は日中に時間を作って「あるモノ」の製作に勤しんでいますが、これがまぁ思うように進まないことと言ったら...。

本日(3/16)も不得意な工作に悪戦苦闘したDIY記です。

前回までの様子はコチラ↓

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廃材フル活用

ゴミ箱作り

kuro隊員が作っている「あるモノ」とは、何の変哲も無いゴミ箱です。

角材で枠を作ってそこに板を貼るだけ。本当にそれだけ。

そんな作業に足掛け3日。計6時間くらい要しました。

H親方に都度都度助言をもらいながら、モタモタと作業した結果がコチラ!

ゴミ箱作り ボルダリングジムDIY中

どうよ!!できたぜ!!

遠目で見ればそこまで違和感ない(ですよね?)ですが、細かい部分を追究すればガタガタなのは内緒ですよ。画像を拡大すると、右側の板が浮いていたりするので拡大禁止ですからね。

形ができた事が嬉しくてついつい完成みたいな言い方をしましたが、表面を塗ったりフタを作ったり、まだ作業が残っています。

もう達成感に包まれているから明日でいいや。

職人の世界を垣間見た瞬間

余談ですが、細部の仕上げについてH親方に相談。

kuro隊員「ここはほとんと見えない部分だけど、ビシッと仕上げた方がいい?」

H親方「まぁそこはこだわりだよね」

kuro隊員「...なるほど」

プロにそう言われちゃやるしかない。そう言われて「じゃあいいや~」って仕上げなかったら、全くこだわりの無い男認定されそうなので丸のこを手に奮闘。

細部を仕上げるためには木材をキレイに真っすぐ切らなきゃいけなかったんですが、それが本当に難しい。何度トライしても切り口が曲がる。性格が曲がっているからだろうか。

職人の世界の厳しさを知った瞬間でした。

人数の少ない夜作業の部

漆喰塗りの下準備

最近にしては珍しく、作業メンバーは4名(内2名はH親方とkuro隊員)。

ウォールにしない壁は漆喰を塗って仕上げるんですが、その下準備としてボードの隙間やビス穴をパテで埋めていきます。

パテ埋め ボルダリングジムDIY中

下の白いボンドみたいな部分がパテ埋め済の箇所。その上に4か所ある黒い点がパテ埋めするビス穴。

パテで埋める作業をする人間を「パティシエ(パテシエ?)」と称しながら何となく作業していきます。揺るぎない脱力感。

久しぶりに人数が少ない事もあり、ゆる~い感じで作業を続けていると...。

どんどん増える来訪者

ありがたい事に日中&夜問わずに来訪者が増えています。

「かちまいor北海道新聞を見て知った」という声がほとんどです。メディアの力は偉大。両社の記者さんには本当に感謝。まだまだネタ提供するのでどうぞ御贔屓に。

と言っても、大体の来訪者はDIYメンバー誰かの顔見知りなんですよね。H親方とkuro隊員は池田町に来て1年弱なので、時々「誰?」って顔するかも知れませんが悪意はありません。

しかし今回の来訪者は初のパターン。

誰かは知らないけど常識的な指摘を残した来訪者

少数でパテ埋め作業をしている時の事。

2名の紳士が「ちょっとお邪魔するよー」とレッドポイントへ来訪。ちょうど脚立に登っていたkuro隊員はあまり顔も見えず誰だか良くわからないけど、作業に参加していた商工会M氏と、池田町出身で商工会青年部部長のT氏の知人だろうと思いました。二人とも顔が広いので。

対応は任せとけばいいかなと思ったら、どうやら誰の知人でもない様子。ギクシャクする空気。この紳士2名は誰なんだ...?

その場にいたDIYメンバー皆が抱いたであろう疑問をよそに、次々と質問を投げかける紳士。

「命綱は?」「安全対策は?」「この高さから落ちたらどうする?」と。

おぉ割と的確な事言うなぁと思いつつも、命綱(ハーネス)つけないのがボルダリングってスポーツだしプレイ前に説明して同意書も書いてもらうし、専用のマットもとっくに発注してるよ。「ボルダリングジムって謳ってるんだから、競技のルールやら設備の条件やら調べようがあるはずだけど、調べたのかい?」と軽々しく言う訳にもいかず。言い返したい気持ちをグッと抑えて冷静に対応するメンバーたち。

いや、誤解があったら困るので訂正すると、少なくともkuro隊員だけは応戦する気満々でした。でもメンバーたちが冷静だったおかげで我慢。

だって賑わい創出のため=池田町の活性化のためにやってる事なので、町民の応援が無ければ空回りしちゃうよね、きっと。どんなに辛辣な意見でもちゃんと対応しなきゃいけない。

色々と言葉を交わした結果、納得したのかしていないのかは不明ですがその紳士たちは帰っていきました。何か腑に落ちないというか後味が悪い。せめて名乗っていくのが礼儀。ちょっと遅れて流行りに乗っかるとすれば「君の名は」状態のDIYメンバーたち。

応援してくれる人も沢山いる

問題提起してくれる人も必要なのは重々承知しています。別に自分たちが好き勝手遊びたくてボルダリングDIYやってる訳じゃないので、客観的な意見を投げてくれるのは歓迎。客観的な意見ならね。

純粋に「がんばってるねー!」と作業を覗きに来てくれる人も日に日に増えている気がします。もう嬉しい限りです。

新しい何かを始める時にエネルギーを要するのは、周囲の理解を得る事だと思います。本当は周囲が何を言おうが間違いなく成功する策があれば押し切って推進すればいいのですが、現実問題そんなのレアケース。

だったら周囲が納得しやすい方法を探すのか、それとも周囲を説き伏せる覚悟で推進するのか。それとも諦めるのか。

結局は自分自身にとって最適な道を選べばいいだけなんですが、応援してくれる人の期待には応えたいですよね。応援してくれる気持ちがエネルギー源になるので。

最後に

ちょっと愚痴っぽくなったので整理しますよ。

  • 来訪者は基本歓迎
  • 客観的な意見・指摘も歓迎
  • 人に物申すなら名乗るべき
  • 冷静な大人の対応は大事

ではまた(^O^)/

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