"元"池田町地域おこし協力隊~kuro隊員のその後~

平成31年3月に池田町地域おこし協力隊を卒業したkuro隊員の"その後"をダラダラ綴ります

冬山に籠っていた思い出~池田町kuro隊員のちょっと変わった生活~

こんにちは。

北海道池田町の地域おこし協力隊、kuro隊員です。

幕別白銀台スキー場

12/25、ついに今シーズン初滑りに行ってきました!

池田町のお隣の幕別町には「明野が丘スキー場」と「白銀台スキー場」の2つのゲレンデがありますが、写真は白銀台のものです。

明野が丘はkuro隊員の自宅から15分程の距離ですが、白銀台は1時間程(-"-)

わざわざ遠いゲレンデに足を運んだのは、明野が丘のオープンが雪不足のため延期となっているので...。

 

それでも白銀台まで行った甲斐あり、最高に楽しい初滑りとなりました~(^O^)/

意外と勘は衰えておらず(1本目は普通にターン中に転びましたが笑)180°と360°はどうにか回れました。

ボード3年目ですが、毎年初滑り前の懸念事項が違うんですよね。

  • 1年目→リフト降りられるかなぁ...→無理だった
  • 2年目→キレイにターンできるかなぁ...→どうにかできた
  • 3年目→360°回れるかなぁ...→回れた

人間は成長するものだと実感します。

 

キロロリゾートの思い出

アクティビティスタッフという仕事

以前にさらっと書きましたが、kuro隊員はスキー場のある山で計8か月程、住み込みの仕事をしていました。

小樽市の隣、毛無峠を越えた先の赤井川村にある「キロロリゾート」です。

 キロロトリビュートホテル

そこでスノーモービルに乗ったりセグウェイの乗り方を教えたり、スノーシューを履いて山中を歩き回るツアーのガイドなどが仕事でした。

売上の大部分はインバウンドが占めるという今日の観光事情に見事に当てはまる部署でした。

スノーモービル運転中。

 kuro隊員スノーモービル

セグウェイ指導中。

kuro隊員セグウェイ

なんと新聞記事に。

kuro隊員新聞記事

北海道にはニセコというスキーリゾートがありますが、アジア系インバウンドで賑わう北海道各地とは一線を画すリゾート地となっています。

キロロもニセコに追いつけ追い越せという方針なのか、ホテル部門においては改革真っただ中のようです。

まぁその辺は大きな流れの話なので置いといて。

 

山籠り生活

冬の間だけ働くスタッフのほとんどは寮に入ります。いわゆるリゾートバイトってヤツ。

全国各地から冬の北海道への憧れや出会いを求めたスタッフ総勢100名くらいはいるんじゃないでしょうか。

最寄りのコンビニは赤井川村のセイコーマート。車で15分くらい。

スーパーは下山しないとありません。小樽へ行くなら車で4~50分。反対側の余市へ行くなら1時間。

ホテルにある売店は割高、スタッフ用食堂も有料なので慣れたスタッフは調理器具を持ち込んで自炊しています。

寮では頻繁に宴が開催され、時には酔いつぶれた仲間を部屋まで引きずって行ったり...。

キロロ宴会後の姿

簡単に良い所を挙げると。

  • 友達と思い出がたくさんできる。
  • 雇用期間中はリフトパス券が無料(保険加入義務あり)。
  • アクティビティや温泉などの従業員割引が受けられる。
  • 山籠りって非日常感たっぷりじゃん!

などなど。

ちなみに寮は男女別ですが、毎年異性を連れ込んでクビになるスタッフがいるようです。私じゃありませんよ。

やはり世間を離れて冬の北海道、しかも山奥に好んで来るようなスタッフたちは物凄く個性的で面白いです。kuro隊員のような変り者も非常に多いですが笑

そしてスノーボードやスキーのレベルがまぁ高いこと。

そんなレベルの高い仲間たちとキロロのゲレンデを滑り放題だった環境って、めちゃくちゃ贅沢だったんだなぁと感じています。

仕事してる風な写真。

キロロスノーパーク2016

キロロを卒業して定住へ

そんなキロロを泣く泣く?離れて池田町に定住するつもりでやってきた訳ですが。

十勝に来ることの心配事といえば人間関係や新しい環境への適応ではなく、

1-気温が低い

2-大きなスキー場が少ない(遠い)

でしたね。

札幌にいた頃は「なんでこんなクソ寒い中、わざわざ山に行って金払ってスキーやボードするんだよアホかなんて毒づいていたkuro隊員ですが、人間は環境次第でいくらでも変わるんです。良くも悪くも。

 

今シーズン初滑りに行ったせいか、不意にリゾートバイトで山籠もりしていた頃が懐かしくなりこの記事を書きました。地域おこしと何の関係も無い記事でアレですが。

無理矢理繋げるとしたら、池田町でスキー・スノーボード同好会でも作ってメンバー同士の交流促進、とか?

なんにしてもkuro隊員のボードの思い出=キロロの思い出なので、ご容赦下さい。

なおkuro隊員のように社畜を脱してソフトランディングでドロップアウトしたい方にはリゾートバイトはオススメです。

ただし現場によっては信じられないような労働環境や人間関係が待ち受けていることも多々あります。反対に当たりを引いて稼いで遊んで仲間が沢山できて...となると真っ当な社会復帰が面倒くさくなります。もうこれで生きていけるじゃん、と。

オススメはするけどその辺は自己責任でね!

 

あぁ、キロロのセンターABと余市Aコースが恋しい...(/_;)

 

ではまた(^_^)/~